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1月18日(木)、今年の本屋大賞ノミネート作が発表されました。
本屋大賞のノミネート作は、全国の書店員が最も「売りたい」作品を投票したうちの上位10作品。今回は伊坂幸太郎さんの「殺し屋」シリーズ最新作『AX アックス』や、昨年末のミステリーランキングで3冠を達成した今村昌弘さんの注目のデビュー作『屍人荘の殺人』、俳優の大泉洋さんを主人公にした“あてがき”の小説として話題になった『騙し絵の牙』、将棋ブームも相まって読者を増やしているミステリー小説『盤上の向日葵』などが選ばれました。
これからこの10作を対象に、大賞を決める2次投票が行われます。
「2018年本屋大賞」ノミネート作
・『AX アックス』(伊坂幸太郎/KADOKAWA)
・『かがみの孤城』(辻村深月/ポプラ社)
・『キラキラ共和国』(小川糸/幻冬舎)
・『崩れる脳を抱きしめて』(知念実希人/実業之日本社)
・『屍人荘の殺人』(今村昌弘/東京創元社)
・『騙し絵の牙』(塩田武士/KADOKAWA)
・『たゆたえども沈まず』(原田マハ/幻冬舎)
・『盤上の向日葵』(柚月裕子/中央公論新社)
・『百貨の魔法』(村山早紀/ポプラ社)
・『星の子』(今村夏子/朝日新聞出版)
なお知念実希人さん、今村昌弘さん、柚月裕子さん、今村夏子さんは初ノミネート。小川糸さん、村山早紀さん、塩田武士さんは昨年に続き2度目、辻村深月さんは4度目のノミネートとなります。
この中で大賞を受賞したことがあるのは、伊坂幸太郎さん。2004年、05年、06年、07年、08年、09年、15年と過去7度、計10作がノミネートされ※、『ゴールデンスランバー』で2008年本屋大賞を受賞しています。
※2004年に『アヒルと鴨のコインロッカー』『重力ピエロ』、06年に『死神の精度』『魔王』、15年に『アイネクライネナハトムジーク』と『キャプテンサンダーボルト』(阿部和重さんとの合作)がノミネート。
結果発表は2018年4月10日(火)! まだしばらく時間がありますので、ぜひ気になるものから読んで受賞作を予想してみてください。
担当編集者による作品ガイドを公開中!
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