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人類滅亡の危機に備えた国家プロジェクトのもと、冷凍保存から放出された若者たちがサバイバル生活を繰り広げるSF漫画『7SEEDS』。
16年間連載された本作は、2017年5月発売の「月刊フラワーズ」にて惜しまれながら最終回を迎えました。
しかし連載終了から約半年、早くも同誌1月号(2017年11月28日発売)より新シリーズが始動! 2016年に読み切りとして掲載され好評だった「ミステリと言う勿れ」が、待望のシリーズ化を果たして掲載されているのです。
2018年1月10日(水)にさっそく単行本第1巻が発売されるということで、今回は『ミステリと言う勿れ』についてご紹介していきます。
『ミステリと言う勿れ』の主人公は、久能整(くのう・ととのう)という名前の大学生の青年。
2016年11月発売の「月刊フラワーズ」1月号に掲載された読み切り〈エピソード1〉では、同級生が被害者となった殺人事件で犯人に間違われた久能整が、事情聴取で事件の概要を聞くうちに本質を見抜き、その事件を解決してしまうというストーリーでした。
今回発売される単行本には、どんなお話が収録されているのでしょうか?
ある気持ちのいい秋の日、主人公・久能整はルンルン気分で美術館へ向かっていました。
目的は、最近ハマっている印象派の特別展示を観ること。最終日だったので急いでバスに乗り出発したのですが、そのバスにはナイフを持った男が乗っていました。
▼スマートフォンなどの通信手段を回収され、乗客たちはバスに閉じ込められてしまいます。
そして犯人はバスの運転手にルート指示しながら、乗客たちに「不穏な動きをしなければ自由に会話していい」「退屈だから自己紹介をしろ」と言ってきました。
これから仲良くなりたいわけもないのに始まった、謎の自己紹介タイム。乗客は「フルネーム」「仕事」「目的地」「自分の弱点」を順に話していき、最後に久能整の番がやってきます。
▼彼の変わった名前に、バスジャック犯も乗客たちもキョトン。車内は少し和やかになったようですが……
バスジャック犯にまで自己紹介を求める整くん。そして興奮する犯人にも顔色ひとつ変えません。それどころか自己紹介が終わった後、後ろの席のイケメンに「それ地毛ですか? 直毛ですね」と話しかけるなどマイペースぶりを発揮。整くんの変人っぷりがおわかりいただけるかと思います。
しかし本作の見どころは、整くんのキャラクターだけではありません。それは、約1年前の読み切りでも読者が味わった”新感覚”のストーリー展開です。
果たしてバスジャック犯の目的は何なのか? 事件はどんな結末へ向かうのか?
ここまでのエピソードは『ミステリと言う勿れ』第1巻に収録、続きは「月刊フラワーズ」3月号に掲載されます。ぜひご自身の目でお確かめください!!
『ミステリと言う勿れ』待望の第1巻は、1月10日(水)発売。これを記念して一部書店では、オリジナルイラストカードが配布されています。
主人公の久能整が描かれた特製イラストカードは先着順で配布され、なくなり次第配布終了となります。ぜひお早めにゲットしてくださいね。
なお1月10日(水)には『7SEEDS 外伝』と、同じく田村由美さんによる『猫mix現奇譚とらじ』第11巻も発売されます。『7SEEDS』は、後日譚を描くこの外伝で本当の完結となります。田村由美ファンはぜひ3作あわせてチェックしておきましょう!
▼『7SEEDS』本編は全35巻で発売中です。