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◆◆◆ 本・コミックが原作の映画公開情報や、映画の関連本をまとめてご紹介しています ◆◆◆
「シングルマン」以来7年ぶりとなる、トム・フォード監督の第2作。タイトルの「ノクターナル・アニマルズ(=夜行性動物)」は、作中に登場する小説のタイトルであり、かつて主人公に元夫がつけたニックネームでもあります。
元夫の書いた小説が届いたのをきっかけに、不安の渦に呑み込まれていく主人公。彼が小説を書き、送ってきた狙いは、いったいどこにあるのでしょうか――?
〈あらすじ〉
スーザン(エイミー・アダムス)はアートギャラリーのオーナー。夫ハットン(アーミー・ハマー)とともに経済的には恵まれながらも心は満たされない生活を送っていた。ある週末、20年前に離婚した元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から、彼が書いた小説「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」が送られてくる。夜のハイウェイの運転中に、レイ(アーロン・テイラー=ジョンソン)らに襲われるトニー(ジェイク・ギレンホール二役)とその妻(アイラ・フィッシャー)と娘(エリー・バンバー)。家族を見失ったトニーはボビー・アンディーズ警部補(マイケル・シャノン)と共に行方を探すのだが……。
彼女に捧げられたその小説は暴力的で衝撃的な内容だった。精神的弱さを軽蔑していたはずの元夫の送ってきた小説の中に、それまで触れたことのない非凡な才能を読み取り、再会を望むようになるスーザン。彼はなぜ小説を送ってきたのか。それはまだ残る愛なのか、それとも復讐なのか――。
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原作は、230万部のベストセラーとなった学園ミステリ〈古典部〉シリーズ。
“省エネ主義“な天才探偵・折木奉太郎を山﨑賢人さん、謎解きが大好物なお嬢様・千反田えるを広瀬アリスさん、奉太郎とは対称的なキャラクターの情報屋・福部里志を岡山天音さん、所長的ポジションの伊原摩耶花を小島藤子さんが演じ、重要な鍵を握る関谷純役で本郷奏多さんが出演しています。
〈あらすじ〉
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に。」をモットーとする“省エネ主義“の折木奉太郎は、姉の命で部員ゼロ&廃部寸前の古典部に入部する。そこに“一身上の都合”で入部してきたのが、お嬢様の千反田える。一度好奇心を刺激されると、「わたし、気になります!」と大きな目を輝かせ、誰にも止められない。えるにひっぱられ、奉太郎の潜在的な推理力が開花し、学園に潜む謎を次々と解き明かしていく。そんなある日、奉太郎はえるから、33年前に起きたある事件の謎を解明してほしいと依頼される。旧友の福部里志、伊原摩耶花も加わって4人となった神山高校古典部員たちは、事件の真相に迫ってゆく――。
(映画「氷菓」公式サイトより)
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シリーズを網羅したムック『米澤穂信と古典部』も発売中
「おくりびと」でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した、滝田洋二郎監督の作品。主演の二宮和也さんをはじめ、西島秀俊さん、綾野剛さん、宮﨑あおいさん、西畑大吾さん、竹野内豊さん、笈田ヨシさんなどキャスト陣も超豪華です!
服部幸應さんの全面協力によって映像化された珠玉のレシピにも要注目。
〈あらすじ〉
1930年代の満州で、天皇の料理番が考案した、幻のフルコース。歴史に消えたレシピの謎を追うのは、どんな味でも再現できる、絶対味覚―麒麟の舌を持つ料理人。最後の一皿に隠された、壮大な愛とは?
原作はこちら・コミカライズも発売中
主演は、バラエティ番組で活躍する鈴木紗理奈さん。テレビで見せる弾けたキャラクターから一転、本作では、苦境の中でも前向きに生きようとする女性の姿を演じています。
原作は、絵本作家・脇谷みどりさんが自らの経験を綴った実話です。
〈あらすじ〉
1995年春、兵庫県西宮市。
脳性麻痺の娘 望美(5歳)を抱え介護に勤しむ美幸(38歳)は、望美の世話をできるのは自分だけと、介護に、家事に、子育てに、家の中のことを全て背負っていた。次第に追い詰められていった美幸は、長年会っていない大分に住む母 喜子(65歳)に支援を頼む。
「そげな子は、自分で育てられるわきゃないき! こっちはこっちの生活があるんやけん!」
意を決し助けを求めた美幸に対し、母親の言葉は残酷だった。見えないストレスを抱えた美幸は、見た目は元気ながらも不眠と摂食障害に悩む“仮面うつ”を患ってしまう。そんな疲れきった毎日で、美幸は“望美がいなかったら幸せだった…”という自分の無思慮な考えにハッとするが、次の瞬間、美幸の脳裏には、同じ団地に住み、いつも母親のようにしてくれている大守(83歳)に言われた言葉が浮かんだ。「全ては自分やからね」
望美のせいじゃない。全ては自分次第だ。そう思った美幸はもう一度、自分らしい生き方を取り戻すべく、夢だった児童文学者への道を目指し、小説を書きはじめる。しかし、美幸が前向きになり、暗闇から抜け出そうと決めた途端、美幸の前に新たな試練が襲ってくる。母の喜子が認知症とうつ病を併発してしまったのだ…。「死にたい」と訴える母に、手を差し伸べる気がおきない美幸。
本当に困っている時に助けてくれなかった母を、そう簡単に助けたいとは思えない。だが、子どもの頃の懐かしい記憶をたどれば、親子の距離はそう遠いものではなかった――。「葉書100枚ください!」
美幸は、郵便局で大量の葉書を購入。母に向けて「くすっ」と笑える日々の話を書いて送ることにした。毎日を少しでも、明るくするような出来事を書いて送る。それは、将来が見通せず暗闇で怯えているかもしれない母の心に、灯をつけたい一心からであった。
私の葉書を待っていてほしい。明日の朝も、明後日の朝もずっと生きていてほしい。美幸は、毎日かかさず葉書を出し続けた…。
(映画「キセキの葉書」公式サイトより)
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