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以前ご紹介した『幸色のワンルーム』『ヤンキーショタとオタクおねえさん』の2作品。どちらも単行本第1巻発売時から大変な反響を呼んでいましたが、7月22日(土)、待望の第2巻が発売されました!
今回は『幸色のワンルーム』『ヤンキーショタとオタクおねえさん』それぞれの第2巻の見どころをご紹介するとともに、発売を記念して行われる書店店頭フェアについてもご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!!
『幸色のワンルーム』は、ある14歳の少女がストーカーの男に誘拐されるところから物語が始まります。彼女は見ず知らずの男に誘拐されたにもかかわらず平然としており、それどころか「助けられた」とさえいいます。
それは、彼女が両親に虐待されており、学校でもいじめを受けていたから。そんな背景を持つ彼女は、両親につけられた名前と一緒に今までの生活を捨て、誘拐犯のお兄さんに名付けてもらった“幸(さち)”としての生活を始めます。
お兄さんとの生活で“普通”の日常を手に入れ、これまで味わえなかった“幸せ”を感じていく幸。そして幸は、誘拐犯のお兄さんと「ある約束」を交わします……。
さらに詳しい作品紹介はこちら
・【幸色のワンルーム】少女と誘拐犯が歪な愛の先に見つけるものとは……
『幸色のワンルーム』第1巻では、お兄さんから温かい幸せをもらった幸が、よいことではないと分かりつつも、自分が感じている今の幸せを守ろうと決めました。
しかしそんな時、2人は誘拐犯を名乗る男の動画を目にします。
「ハーレムを作るためにこれからもっと大勢の女の子を誘拐する」とパフォーマンスする動画の男に対し、「お兄さんはこんな人じゃない」と怒りをあらわにする幸。しかしお兄さんは、幸はそう思っていても、世間からの認識はこんなもので、自分は立派な犯罪者だとたしなめます。
そんなやりとりが進む一方で、動画のコメント欄には視聴者たちからの誘拐犯を糾弾する声と、幸を心配する声が次々に書き込まれていました。幸がかつて置かれていた環境のことなど知らずに、好き勝手に発言する視聴者たち。
幸は「心から心配している人なんてここには一人もいない」と吐き捨てますが、お兄さんは「もしこの中に本当に幸を助けてくれる人がいたら、幸はどうする?」と問いかけます。
幸がお兄さんに怒ったのはこれが初めて。それからも幸は、お兄さんとの生活を通して、自分にいろいろな感情があったことを知っていきます。そしてそんな日々が、幸をさらにこのワンルームでの生活に執着させていくのでした。
そんな中、例の誘拐犯を名乗る男が新たに動画を投稿したことで、世間の注目が幸の誘拐事件に集まり、警察の捜査も強化されていきます。その状況に幸の中では不安が募り始め……。
――この幸せを「絶対」にしてみせる――
お兄さんとの生活を続けるために、幸が取った行動とは……?
ワンルーム以外に居場所のない彼らは、今後どうなるのか。目まぐるしい展開から目が離せません!! また第2巻では、お兄さんがどうやって生活費を稼いでいるのかや、2人の何気ない日常なども描かれます。