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子どもたちに大人気の絵本、「100かいだてのいえ」シリーズの最新刊『そらの100かいだてのいえ』が8月8日(火)に発売されます。
著者は、メディアアーティストとしても活躍する、絵本作家・いわいとしおさん。これまでに『100かいだてのいえ』『ちか100かいだてのいえ』『うみの100かいだてのいえ』が刊行されています。
「100かいだてのいえ」シリーズの特徴は、「縦に開く絵本」であること。1~10、11~20、21~30とそれぞれ10階ずつが見開き1ページになっていて、大迫力の画面に、生きものたちの暮らしなどが細やかに描きこまれています。読むたびに新たな発見があることから、1作目が登場するやいなや子どもたちの心をとらえ、大ヒット。シリーズ累計部数は270万部を突破しました。
4作目となる今作の舞台は、「空の上」。主人公はシジュウカラのツピくんです。あるさむい雪の日のこと、おなかをすかせたツピくんがみつけたのは、ひとつぶのひまわりの種でした。
「これじゃ、おなかいっぱいにはならないや……そうだ! はなをさかせて、たねをふやそう!」
ツピくんは、うえる場所を探しに、空へととびたちます。
はじめにすんでいたのは、くもさんでした。
「このたねからはなをさかせたいんです、ツピ。」
「それならこのいえの100かいにいくといいよ。」
そのうえには、あめさんが。
「はなをさかせたいなら、まずはみずをかけなきゃね。ジャ〜!」
「あっ、すごい! ねっこがでたツピ!」
そして、つぎはにじさん!
「にじのバウムクーヘンはいかが?」
「きれいだね〜 もぐもぐ。わあ、いろんなあじがするツピ!」
ほかにも、これまでの「100かいだてのいえ」シリーズとはひと味ちがう、ユニークな住人たちが続々登場します。
それぞれの階の住人たちの力を借りながら、ツピくんが最後にたどりついた100階で出会うのは……?
生きものや植物と、自然環境とのつながりを新しい切り口で描いた待望の新刊。ぜひすみずみまでじっくり眺めて楽しんでくださいね。