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6月24日(土)、映画「ひだまりが聴こえる」が公開され、初日舞台挨拶が行なわれました。当日は多和田秀弥さん(杉原航平役)、小野寺晃良さん(佐川太一役)、三津谷亮さん(横山智紀役)、上條大輔監督が登壇。観客とのひとときを楽しみました。
上條監督は「映画が出来上がってから、ちゃんと公開できたことも含めて一つの奇跡に近い」「3人の顔をまた見られて嬉しい」と安心した様子。
多和田さんも「(2016年9月の撮影から)公開は6月24日と聞いて『先だな』と思っていたんですけど、あっという間に感じた」「僕らが精一杯作ったものが今日無事に幕を開けられたことが嬉しいし、これからひだまりの輪が全国に広がっていくといいなと思います」と、公開日を迎えたことを喜んでいました。
そしてトークは、撮影現場でのエピソードへ。司会者が「三津谷さんは、小野寺さんの同級生の役なんですよね」と話題をふると、観客からは笑い声が……。
実は小野寺さんは現在17歳、三津谷さんは29歳(多和田さんは23歳)。ひと回り近く年齢が離れていることについては、これまでもしばしばイジられていました。
しかし、そんな年齢差を感じさせないほど仲の良い3人。三津谷さんは「青春学園という、中学生でありながら年が離れている特殊な学園に通っていた」と過去の出演作に触れ、「若い子たちとお仕事をする機会がたくさんあったので、コミュニケーションはすぐに取れます」。
一方の小野寺さんは「(三津谷さんから)“吸い付いてやろう”“若いエキスを吸ってやろう”みたいなエネルギーを感じた」「カメラが回っている時でもずっとわちゃわちゃしてくる」とやや引き気味で、三津谷さんに対しては「お兄さんという感じはしなかった」とズバリ。
とはいえやはりジェネレーションギャップはあったようで、「『三津谷くんの動き、ちょっと古いよ』って言われた」とエピソードを披露。小野寺さんから“指ハート”(親指と人差し指を重ねて小さなハートを作るポーズ)を教わったといい、「こう(両手でハートの形を作るポーズ)やってたら、それ古いよって」「今はこれでハートになるんですよ!」とおどけて、会場の笑いを誘っていました。
▼このやり取りはYahoo!トップニュースにも取り上げられました。皆さんは“指ハート”ご存じでしたか?
また多和田さんは、3人の中で“お兄さん”という立ち位置だったそうで、小野寺さんは「お兄さんだなとすごく感じた」、年上のはずの三津谷さんも「聞き上手だし、俺もたわちゃんはお兄ちゃんだなと思っている」「(3人の中では)自分が末っ子」とコメント。
映画「ひだまりが聴こえる」で演じている航平も、太一やヨコと同い年ながら、物静かで他人と距離をとる大人びたキャラクターとなっています。
映画「ひだまりが聴こえる」は公開から1週間限定で、1日1回“日本語字幕付きバリアフリー上映”が行われます。
字幕チェックは上條監督が自ら行なったそうで、「従来の字幕版を観る感覚に近いが、字幕のない状態とは伝わってくるものが少し違う」「ヨコのセリフや太一の長いセリフ回し、航平のもやもやとした気持ちなども、文字になると受け取り方が変わると思う」とコメント。
キャストの3名はまだ観ていないそうですが、多和田さんは「バリアフリー上映が行われると聞いてすごく嬉しかった」といい、「これによって作品の世界観がより伝わるし、バリアフリー上映をきっかけに“バリアフリー”というものに対しての考え方・捉え方が、僕らも含めて変わるといいなと思う」「ぜひ観てほしい」とアピールしました。