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6月15日(木)、紀伊國屋書店が運営するオンライン書店「紀伊國屋書店ウェブストア」の初代店長に、絵本作家・谷口智則さんが就任しました。
美大では、日本画を専攻していた谷口さん。その独特な画風は、子どもから大人まで幅広い年代に人気があり、海を越えて、フランスやイタリア、中国でも多数作品が出版されています。
▼2013年刊行の『100にんのサンタクロース』は、サンタクロースの多彩な姿を描き、話題になりました。
絵本以外にも、地元である大阪・四条畷にギャラリーカフェ「gallery&cafe Zoologique」をオープンしたり、商品パッケージや店舗デザイン、保育園や病院の壁画を描いたりと、幅広い分野で活躍中の注目作家です。
新宿本店に演劇ホールを持ち、絵画展も開催するなど、芸術分野とゆかりの深い紀伊國屋書店。そのウェブストアの“顔”として、芸術性の高い作品を生み出している谷口さんが、初代店長を務めることになりました。
紀伊國屋書店ウェブストアでは、特設ページ「谷口智則の本棚」を開設。谷口さんの特に思い入れの深い絵本や小説30作品を、コメントともに紹介しています。また谷口さんの絵本や、おすすめ本をウェブストアで購入すると、ポイントがもらえるキャンペーンも実施中です。
谷口さんの本棚は、紀伊國屋書店ウェブストアのクラウドサービス「あなたの本棚」にも設置されます。
小さい時から本の読むのが大好きで(もちろん絵を描く事もですが)、いつか本屋さんで働きたいと思っていましたので、今回紀伊國屋書店さんのウェブストア初代店長に任命していただき、長年の夢がかなったようでとてもうれしいです。
今回選ばせていただいた絵本や小説は、僕が人生の折に何度も読み返したくなるものばかりです。いい絵本や小説というのは何年経っても色あせる事なく、何度読んでも読む時々によって新しい発見や感動があるものだと思っています。
どの作品も自分の絵本の世界と通じる所があるものばかりですので、是非僕の絵本と一緒に読んでいただけたらうれしいです。
〈紀伊國屋書店ウェブストア 初代店長谷口智則の本棚〉より
これまでさまざまな場所に足を運び、ワークショップや迫力あるライブペインティングでも好評を博している谷口さん。8月には新刊の刊行にあわせ、紀伊國屋新宿本店ではサイン会とライブペインティングが行われる予定です。こちらもお楽しみに!
谷口智則(たにぐち・とものり)
20歳の時にボローニャ国際絵本原画展を見て、独学で絵本を作り始める。金沢美術工芸大学で日本画を専攻しながら、絵本の制作を続け、日本画の持つ空間や色調を活かした今の作風を確立する。
読んだ人が絵本の世界に入り込め、登場人物の想いや言葉が空間に浮かんでくるような絵本作りを心掛け、たとえ言葉が通じなくても、子どもから大人まで世界中の人々に想いと感動が伝わるような絵本作りを目指している。
http://tomonori-taniguchi.com/