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4人組ロックバンド「クリープハイプ」の尾崎世界観さんによる著書『苦汁100%』が、5月24日(木)、文藝春秋より発売されました。
世間の話題をさらった初小説『祐介』の刊行から1年足らず。今回発売された『苦汁100%』はエッセイです。
2001年のバンド結成から紆余曲折を経て2012年にメジャーデビューし、現在も怒涛の日々を送る尾崎さんが、自身の“自意識過剰”な日々を、赤裸々に、独特の言葉で綴ります。
某月某日
ライブ本番、今日もアナウンスで冒頭から盛り上がる。細かいミスも気にならない。嫌、本当は気になったけれど、それ以上に良い空気が流れている。お客さんが楽しそうで、そこに答えが見えているから安心出来る。今日も男子が多い。嬉しくなって、「男子」「男性」「男の人」「オス」 「メスじゃない方」と完全に贔屓したコールアンドレスポンスをした。それに対する圧倒的な数の女子からの批判。「女子もやって」という声に対して「だって女子は、ヤッたら終わっちゃうじゃないか」と言ったらもの凄く変な空気になった。
収録されているのは、2016年7月半ばから2017年2月半ばまでの日記と、ある日に書かれたあとがきです。
雑誌の取材やテレビ番組の収録、ライブ。目まぐるしい毎日の中で思いをはせる、一緒に仕事をした相手のこと、好きな野球のこと、音楽のこと、バンドのこと……。
心からそのまま出てきたような飾らない言葉や、ユーモアや皮肉を交えた比喩が鋭い、尾崎さんの人柄をうかがい知ることのできる一冊です。作家性を感じさせられる文章もあり、『祐介』をまだ読んでいない方も、きっと読んでみたくなると思います。
『苦汁100%』いよいよ発売になりました‼️
人気ミュージシャンの”世界観”が行間からあふれ出す日記エッセイ。
―本当に大切なことは書かないし、書けない。だから、書く―#尾崎世界観 #クリープハイプ
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— 文藝春秋プロモーション部 (@bunshun_senden) 2017年5月24日
▶『苦汁100%』:「文藝春秋BOOKS」で立ち読みできます
また、5月6日(土)に発売された「ダ・ヴィンチ」6月号(KADOKAWA)には、尾崎世界観さんによる書き下ろし小説『エゴサーチねるとん』が掲載されているほか、連載「あの人と本の話」にも尾崎さんが登場しています。
「ダ・ヴィンチ」6月号は、亀梨和也さんの表紙と黄色いロゴが目印です。