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10代の頃から村上春樹さんの熱烈な愛読者だったという、作家の川上未映子さん。
2015年7月に雑誌「MONKEY」で村上さんと初めてじっくり言葉を交わした川上さんは、今年の1月から2月にかけて3回、のべ11時間にわたり、村上さんに単独インタビューを実施。
その内容が一冊の本にまとめられ、4月27日(木)、単行本『みみずくは黄昏に飛びたつ』として発売されることになりました。
川上さんはインタビューで、長年抱いてきた「村上春樹ってどんな人なんだろう?」という素朴な疑問をはじめ、作品に関することや、同じ作家として聞いてみたかったことなどを、村上春樹さん本人に率直に質問。
その中には、
「独特の比喩はどうやって思いつくのか?」
「結末を決めずに書くというのは本当?」
「イデアとメタファーとは何か?」
「新作が何十万人に読まれる気分は?」
といったものから、
「女性が性的な役割を担わされすぎてません?」
「世界的に成功して、見返したい批評家はいます?」
「死んだらどうなる?」
というような、川上未映子さんならではの独特の感性、思いからくる問いかけも。
25万字にわたって“村上春樹を訊き尽くした”一冊となっています。
一般の読者との交流から生まれた『村上さんのところ』も反響を呼びましたが、本作の見どころは「川上未映子さんがどんな質問をするのか」というところにもあると思います。
4月27日(木)の発売を楽しみに待ちましょう!
『みみずくは黄昏に飛びたつ 川上未映子訊く 村上春樹語る』
(四六判・ソフトカバー352ページ)
著者:川上未映子、村上春樹
定価:本体1,500円+税
発売日:2017年4月27日(木)
出版元:新潮社
ISBN:9784103534341
・「牡蠣フライについて語る、故に僕はここにある」―珠玉の文章が詰まった福袋のような『村上春樹雑文集』
・村上春樹30年来の編集担当は『騎士団長殺し』をどう読んだか?