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  • 〈新学期〉いじめにあわない・させないために、親子で読みたいおすすめ本7選

    2017年04月10日
    楽しむ
    日販 ほんのひきだし編集部 清水
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    今年4月に小学校新1年生となった子どもは、100万人以上。子どもの成長は親にとって喜ばしいことですが、「周囲の子どもたちと仲良く学校生活を送れるだろうか」と心配している方も多いのではないでしょうか。

    わが子がいじめられることも怖いですが、絶対にしてほしくないのが「いじめる側になること」。

    そこで今回は「いじめについて考える」をテーマに、入学前~小学校低・中学年向けの本を7冊ご紹介します。

     

    未就学児向け

    いじめの入り口「なかまはずれ」を感じる

    たったさんびきだけのいけ
    著者:宇治勲
    発売日:2007年04月
    発行所:PHP研究所
    価格:1,320円(税込)
    ISBNコード:9784569686806

    同じ池に住む、亀と魚とおたまじゃくし。「亀は自由にひなたぼっこができていいなあ」と羨ましく思ったおたまじゃくしは、魚に「亀を仲間外れにしよう」と提案します。しかし時が経ち、おたまじゃくしには足が生え……。

    たった3匹だけの池。このあと夏の日照りで池は干上がることになるのですが、さて、3匹はどうするのでしょうか?

    「いじめ」の前に、子どもは「なかまはずれ」という言葉を覚えます。登場キャラクターが少なく親しみやすい絵で、幼い子どもにも「いじめ」がイメージしやすく、また人のために行動する心も育みます。

     

    小学1年生向け

    「後悔」を知る

    ひとりひとりのやさしさ
    著者:ジャクリーン・ウッドソン E.B.ルイス さくまゆみこ
    発売日:2013年07月
    発行所:BL出版
    価格:1,650円(税込)
    ISBNコード:9784776406143

    転校生のマヤは、服が変。お弁当が変。だからマヤが笑いかけてきても、こちらからは笑い返さない。無視するし、意地悪もする。皆もそうしているから……。

    美しい色彩の絵本ですが、甘いハッピーエンドを求めていると裏切られます。償いの機会はいつでもあるという訳ではない。子どもに「取り返しがつかないことがある」と悟らせる、ほろ苦い一冊です。


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