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人気ブロガー・キムケンさんの「木村食堂」が、『うちメシ』というタイトルで一冊の本になって10月21日(金)に発売されました。
『うちメシ』はキムケンさんが作ってきた料理のレシピを、自筆の4コマ漫画とともに紹介した一冊。実用性が高いだけでなく漫画としても楽しく読めるということで、本の帯でも「レシピなのに、大爆笑!」と謳われています。
今回は「キムケンさんはどんな人なのか?」「なぜ4コマ漫画と料理のレシピをセットにしようと思ったのか?」を探るべく、著者のキムケンさんにお話を伺いました。
― この度は書籍化おめでとうございます! しかも、ご自身のお誕生日に発売されたそうで。
今年の3月頃に書籍化のお話をいただいて、誕生日に発売できるよう約半年間いろいろと準備をしてきました。出版元のワニブックスさんからは、たまたまトイレにいた時にご連絡をいただきまして、くつろいでいたので当時かなり驚いたのを覚えています。
― 普段キムケンさんのお料理を食べていらっしゃる、奥様の反応はいかがでしたか?
「よかったね」と、一言。
― 本で読んだイメージ通りの方のようですね(笑)。
― 今回の本のもとになった「木村食堂」を始めたのは、いつ頃ですか?
2年前の9月頃ですね。最初は結構ひどかったんですよ、漫画も料理の写真も。レシピはちゃんとしていたと思いますが……。ちなみに最初の1年くらいは、漫画ではなくて「小話系のテキスト+レシピ」という形式で投稿していたんです。でもある日突然「テキストじゃなくて漫画にしよう」と思い立って、何の宣言もせずに始めました。ほら、見切り発車だったので「やっぱり漫画を描くの無理!」ってなるの、かっこ悪いじゃないですか。
― お料理については、幼い頃からお腹が空いた時に簡単に作ったり、学生時代に飲食店でアルバイトされたりしていたそうですね。
いわゆる「一汁三菜」のようなしっかりした食事を作るようになったのは結婚してからですが、食べることが好きだったので料理歴自体は長いです。
― 漫画を描いた経験はあったんですか?
全くの素人です。スマホアプリやタブレットで漫画を描いてるんですけど、使うアプリを変えたり、描き方を変えてみたりしています。
▼実際に使っているアプリで自画像を描いてくださいました! 1分程度でさらさら描き上げてしまう姿に驚き。
本当に描いた経験がなく下手くそだったので、過去の投稿を遡って眺めていると、あまりの下手さに吐き気がするほどです。最初に使っていたのは書道用のアプリでした。字を書くためのアプリで、「戻る」が1回しか使えなくてかなり苦戦したのを覚えています。あと、ちなみに実は当時からずっと、妻を描くのが一番苦手です。
▼書道用のアプリを使っていた頃の漫画。