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1989年に高校3年生で漫画家としてデビューし、これまでいくつもの作品を発表してきた安野モヨコさん。
「描くことは純粋に好きだし、いつだって愉しい」。そう語る安野モヨコさんは20年間、女性向けの漫画誌だけでなく、青年向けや少女向けの漫画誌でも作品を発表してきました。
『さくらん』では強く生きる女性の生き様を、
『働きマン』では仕事に熱中するキャリアウーマンを、
『ハッピー・マニア』では恋愛依存症の女性の姿を、
『鼻下長紳士回顧録』では欲望に埋もれる男女の人生を……
安野モヨコ作品の魅力の一つは、作中で描かれるさまざまな女性の姿。それぞれに自分の人生を生きる女性たちに、読者の皆さんも元気をもらったり、一緒に涙を流したりしてきたことでしょう。
そんな数々の作品が一冊にまとまった初の作品集『安野モヨコ STRIP! PORTFOLIO 1996-2016』が、9月1日から開催されている安野モヨコ展「STRIP!」での先行販売を経て、ついに9月6日一般発売されました!
今回はそんな作品集『STRIP!』の内容を、少しだけご紹介します。
〈あらすじ〉
江戸・吉原遊郭でひときわ異彩を放つ美貌の遊女、きよ葉。自由を奪われた世界で、きよ葉は誰にも頼らずただまっすぐに自分を信じ、そして吉原一の売れっ子花魁・日暮となる。そして、一人の青年と恋に落ちるが…。(安野モヨコ公式HP『さくらん』より)
「男の極楽、女の地獄」と呼ばれる江戸吉原を舞台に、持ち前の勝ち気な性格で、境遇に屈することなく出世して花魁となる遊女「きよ葉」の人生を描いた『さくらん』。連載当時は“女性時代劇”が珍しかったことでも話題になり、蜷川実花監督×土屋アンナさん主演で実写映画化されて大ヒットしました。
単巻で単行本が刊行された『さくらん』ですが、実は雑誌に掲載されたものの単行本に収録されなかった、ファンの間で“幻の第二章”と呼ばれるストーリーがあります。
今回発売される『STRIP!』ではこの“幻の第二章”3話分を公開! 特別に1ページ目をお見せしましょう。
続きが気になる方はぜひ、作品集で読んでみてくださいね。