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『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』が新田次郎文学賞、本屋が選ぶ時代小説大賞、細谷正充賞と三冠を達成し、『女人入眼』が2022年に直木賞の候補となるなど、いま注目の時代小説家・永井紗耶子さん。
1月18日(水)に発売された『木挽町のあだ討ち』は、ミステリ小説のような巧みなストーリーの中に現代に通じる価値観や苦悩が盛り込まれ、発売前から著名人や書店員などから多くの絶賛の声が寄せられている作品です。
その刊行にあわせ、「鬼滅の刃」の不死川実弥役や「呪術廻戦」のパンダ役などで知られる人気声優・関智一さんが本書の冒頭を朗読したスペシャル音声が、新潮社公式YouTubeチャンネルにて公開されました。
今回公開された朗読は『木挽町のあだ討ち』の冒頭部分ですが、書籍を購入すると、20分のフルバージョンを聴くことができます(朗読は「第一幕 芝居茶屋の場」の一部分となります)。関さんが演じるのは、雪の夜の惨劇を目撃した木戸芸者。本書の魅力のひとつである“語り口”が関さんの朗々とした朗読で生き生きと表現され、物語の世界観が広がること請け合いです。
※購入者特典は事前の予告なく掲載が終了する場合があります。
※購入者特典は帯の二次元バーコードよりお聴きいただけます。ご購入の前に帯をご確認ください。
この度、永井先生の小説『木挽町のあだ討ち』の冒頭部分を朗読させて頂きました。
講談調あり歌舞伎調ありの飽きさせない文章で一読して引き込まれました。
先生の素敵な文体を損なわないように、自分なりに工夫して朗読させて頂きましたので、小説と併せて聴いて下さったら嬉しいです。
最後には感動と驚きが待っていますので、是非ご一読を!
あらすじ
ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた壮挙はたくさんの人々から賞賛され、木挽町の語り草となった――。
二年のち、菊之助の縁者だというひとりの侍が芝居小屋で働く人々に仇討ちの詳細をたずねにくる。木戸芸者、殺陣師、衣装係、小道具、筋書……、仇討ちの現場に居合わせた人々が自身の来し方を織り交ぜながら語る「木挽町のあだ討ち」の顛末、そしてその驚くべき真相は――。
・講談師 神田伯山さん
大切なひとを命懸けで守ることが「忠義」ならこのあだ討ちは、間違いなく本物だ。
・文芸評論家 縄田一男さん
時代小説を知り尽くした作者の巧緻充実の腕前をとくとご覧あれ!
・劇団☆新幹線 座付作家・脚本家 中島かずきさん
ミステリ仕立ての趣向に芝居町の矜持が浮かび上がる。なんとも気持ちのいい小説だ。
〉担当編集者による永井紗耶子さん、『木挽町のあだ討ち』の紹介はこちら