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第3位は、ワザワキリさんによる妖怪ファンタジー漫画『不機嫌なモノノケ庵』です。
もともと女性読者が圧倒的に多かった『不機嫌なモノノケ庵』ですが、アニメ放送後も購入者は女性が中心。アニメ放送前の6月に比べると、7月は第1巻の売上が2.8倍に伸びています(日販 オープンネットワークWIN調べ)。2.8倍というと他の銘柄に比べて伸びが弱いように見えますが、『不機嫌なモノノケ庵』はまだ放送が始まっていない6月22日に最新巻が発売されたため、6月のうちから第1巻の売上が伸びていました。
ちなみに『不機嫌なモノノケ庵』の単行本は現在第6巻まで発売中。最新7巻は9月21日発売予定です。
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第4位にランクインしたのは、ゲーム会社が舞台のお仕事漫画『NEW GAME!』。
『NEW GAME!』は芳文社「まんがタイムきららキャラット」で連載中の、得能正太郎さんによる萌え系4コマ漫画です。この作品には面白いエピソードがあって、連載当初はそこまで注目されていなかったのですが、主人公・涼風青葉が「今日も一日がんばるぞい!」と自分を励ます可愛らしい一コマが話題になり、2014年に単行本が一度大ブレイクしています。
読者の中心は10代後半~20代前半の男性。アニメ放送前の6月に比べると、7月は第1巻の売上は10倍と驚きの伸びを見せています(日販 オープンネットワークWIN調べ)。放送開始とともにどんどん人気が広がって、第1巻の売上は7月いっぱい伸び続けました。萌え系アニメの原作コミックはアニメの出来によって大きく売れ行きが左右されるのですが、今回は大ヒットとなったようです。
なお『NEW GAME!』の単行本は、現在第5巻まで発売されています。
〉TVアニメ「NEW GAME!」公式サイト
http://newgame-anime.com/
第5位は、吸血鬼バトルファンタジー『SERVAMP ―サーヴァンプ―』となりました。KADOKAWA「月刊コミックジーン」連載中の田中ストライクさんによる作品です。
タイトルの「サーヴァンプ」は、契約した人間から血をもらって命令をきくという「servant(下僕)」と「vampire(吸血鬼)」を掛け合わせたもの。高校生の城田真昼が道端で拾った猫が実は「サーヴァンプ」だった……というストーリーで、自堕落を絵に描いたような性格の「クロ」と何だかんだで面倒見のいい好青年・真昼のコンビや、謎が多く掴みどころのないサーヴァンプ・椿といった魅力的なキャラクターで人気を博しました。
読者は10代後半~20代前半の女性が中心。アニメ放送前の6月に比べると、7月は第1巻の売上は5.6倍に伸びています(日販 オープンネットワークWIN調べ)。
▼2015年12月に第9巻が発売され、売上が一度跳ねています。
ちなみに『SERVAMP-サーヴァンプ-』の単行本は、現在第10巻まで発売されています。
〉TVアニメ「SERVAMP-サーヴァンプ-」公式サイト
http://www.servamp.jp/
2016年夏アニメの原作コミック売上ランキングは、いかがでしたか? 夏アニメも中盤に差し掛かった頃ですが、すでに放送されてしまった内容は単行本でいうとまだ3、4巻分くらいなのでまだ間に合います! 気になる作品があったら、今からでもぜひ読んでみてくださいね。
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