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最果タヒさんの詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』の実写映画化が決定しました。
主演はイオントップバリュ「ギリシャヨーグルト」のテレビCMなどで注目を集める女優の石橋静河さん(石橋凌さんと原田美枝子さんの娘さんです)。監督・脚本は、「川の底からこんにちは」や「舟を編む」「バンクーバーの朝日」などを手がけた石井裕也さんが務めます。
「3,000部売れればヒット」といわれる詩集で、2014年に刊行された『死んでしまう系のぼくらに』が18,000部のベストセラーとなった最果タヒさん。『夜空はいつでも最高密度の青色だ』は2016年5月の発売ながら、すでにそれに届く勢いで売れています。また最果タヒさんは小説も執筆しており、2016年7月には河出書房新社より『少女ABCDEFGHIJKLMN』が出版されています。
詩集ではこれまでにも高村光太郎さんの『智恵子抄』や柴田トヨさんの『くじけないで』など、いくつかの作品が映画化されてきましたが、43篇もの詩がおさめられた原作『夜空はいつでも最高密度の青色だ』は、どのような映画になるのでしょうか?
物語の主軸となるのは、看護師として病院に勤務する傍らガールズバーでも働く26歳の美香と、左目の視力を失い、工事現場で日雇い労働者として働く慎二。石井裕也監督は『夜空はいつでも最高密度の青色だ』を、排他的な東京で2人の男女が愛を求め生きるすべを模索する、ほのかなラブストーリーとして描きました。慎二役は池松壮亮さんが演じます。
石井裕也監督は「現代の日本にふさわしい『恋愛映画』とはどんなものなのか。最果さんの言葉に刺激を受け、その感覚を大切にして脚本を書きました」「(石橋さんと池松さんの)2人の魅力をじっくりと堪能できる映画にしたい。挑戦的で全く新しい映画ができると思います」とコメント。
映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」は、2017年春に公開されます。
〉最果タヒ公式HP http://tahi.jp/
〉リトルモア公式HP http://www.littlemore.co.jp/