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「まだ新しい、面白い漫画を探すにはどうすればいいか?」
「見つけて知ってもらうことで、もっと漫画業界を盛り上げたい!」
そんな思いから「ほんのひきだし」では、期間中に第1巻が発売された“まだ若い漫画”に対象を絞り、その第1巻の売上だけで集計した独自のランキングを発表しています。
今回発表するのは、2022年7~9月に発売された第1巻ランキングです。この期間中に発売された“第1巻”(スピンオフ・単巻を含む)は、約1,000作品。これらの中からトップ30にランクインした作品はどんなタイトルだったのでしょうか。早速、ランキングを見ていきましょう。
※日販調べ
※調査対象:2022年7月1日~9月30日に発売されたコミック第1巻(単巻作品、続編、スピンオフを含む)。ファンブック、アンソロジーは除く。
※売上集計期間:2022年7月1日~9月30日
今夏、最も売れた“第1巻”は、『ONE PIECE』のスピンオフ作『ONE PIECE episode A』でした。主人公・ルフィの兄である、ポートガス・D・エースの航海にスポットを当てた本作。ひなたしょうさんと浜崎達也さんによるノベル『ONE PIECE novel A』を原案に、『Dr.Stone』のBoichiさんが迫力満点のコミックへと昇華させています。
第2位にも、同日に発売された『ONE PIECE』のスピンオフ作『食戟のサンジ』がランクインしました。今年連載から10周年を迎えた『食戟のソーマ』とのコラボという話題性も抜群。壮大な冒険ロマンファンタジーの本編とは打って変わって、本作は麦わら海賊団のコック・サンジの「料理漫画」となっています。
8月6日(土)に公開され、興行収入が170億円を突破した(10月17日時点)映画「ONE PIECE FILM RED」の勢いもあり、売上を大きく伸ばしました。
第3位には、『ルックバック』『チェンソーマン』などで知られる藤本タツキさんの長編読み切り作『さよなら絵梨』がランクインしました。
本作は、「私が死ぬまでを撮ってほしい」という闘病する母の願いをきっかけに、主人公・優太が始めた映画制作をめぐる青春ファンタジー。入れ子構造となった複雑な物語、あまりに衝撃的なラストなど、思わず感想を共有したくなる仕掛けも相まって、漫画アプリ「少年ジャンプ+」での公開初日には閲覧数220万回を記録しました。
累計50万部を超える文庫シリーズのコミカライズ作品『鬼の花嫁』が第4位にランクイン。和風×あやかし×シンデレラストーリーという男女ともに人気の要素が詰め込まれ、原作シリーズと同様に大きく売上を伸ばしています。
また、「次にくるマンガ大賞 2022」のWebマンガ部門でワンツーとなった『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』(第5位)、『正反対な君と僕』(第6位)も、同賞の結果も相まってランキングの上位に入りました。
・https://hon-hikidashi.jp/tag/comic1st_ranking/