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  • GW中に読破したい!吉岡里帆主演で映画化を果たす、直木賞作家・辻村深月『ハケンアニメ!』の魅力

    2022年04月29日
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    ほんのひきだし編集部
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    世界中が注目する日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描いた小説『ハケンアニメ!』。著者は直木賞&本屋大賞受賞作家・辻村深月さんで、2014年に単行本が発売、2017年に文庫化されました。

    ハケンアニメ!
    著者:辻村深月
    発売日:2017年09月
    発行所:マガジンハウス
    価格:968円(税込)
    ISBNコード:9784838771004

    『ハケンアニメ!』は実写映画が5月20日(金)より全国公開予定で、一足先に行われた試写会にて、胸熱度99.9%、満足度97.3%、オススメ度100%(※3月25日実施:スニークプレビュー試写会調べ)という高評価を得ました。

    映画では、辻村さん自らが劇中に登場するアニメのプロットを新たに書き下ろすなど、原作者の枠を超えて積極的に映画づくりに関わっています。

    映画版の主人公は、ひとつのアニメとの出会いをきっかけに公務員から転身し、念願のアニメ監督デビューを果たすことになった新人監督・斎藤瞳(演:吉岡里帆)。「ハケン(覇権)」の称号を手にすべく日夜奮闘する彼女が、伝説の天才アニメ監督・王子千晴(中村倫也)と自身の監督作品でしのぎを削り、白熱バトルを繰り広げます。

    彼らを取り巻くのは、作品をヒットさせるには手段を選ばない超クセ者プロデューサーの行城理(演:柄本佑)や、作品命のプロデューサー・有科⾹屋⼦(演:尾野真千子)、“神作画”で話題の天才アニメーター・並澤和奈(演:小野花梨)など。立場も経験も違えど、それぞれに信念とプライドを持って、作品に愛と情熱を注ぐアニメ仕事人が登場します。

    ひとりひとりの“想い”が強すぎるばかりに、時に意見が対立したり、ぶつかり合ったりしながらも、瞳は鮮烈なアニメ業界で、次第に成長を遂げていきます。



     

    原作小説では、「アニメ業界で働く3人の女性」を主人公にストーリーが展開!

    一方、原作小説の主人公は、瞳だけでなく、香屋子、和奈という、「アニメ業界で働く3人の女性」たちです。映画にも登場する彼女たちの物語が、テンポの良いオムニバス形式で展開されていきます。

    第一章の主人公は香屋子。監督デビュー作「光のヨスガ」で一世を風靡した天才・王子監督9年ぶりの復帰作「運命戦線リデルライト」(略称:リデル)を担当することになるも、制作途中に王子が謎の失踪を遂げたことで頭を抱えています。

    第二章の主人公は瞳で、「リデル」と同クールに放送される「サウンドバック 奏の石」(略称:サバク)で監督デビューを果たすことになった彼女が、寝る間も惜しんで初監督作に全力投球する様子が描かれます。

    そして第三章では、「サバク」「リデル」の両作で作画に関わる和奈が主人公となりますが、彼女もまた仕事との向き合い方で悩みを抱えていて……。

    ひとりひとり異なる立場で、別々の事情や葛藤を抱いている彼女たち。そんな3人が、アニメ作りを通じていつしか接点を持ち、次第に成長していく姿が描かれています。また、映画では、アニメ業界に従事する様々な業種の人々が、瞳と王子の「ハケン(覇権)」争いに深く関わってきますが、その多くが原作にも登場しているキャラクターです。小説では、映画では大きくスポットが当たらない彼らの心情まで楽しむことができます。

    原作小説について吉岡さんは、「この仕事をしていて心が折れそうになる瞬間や悩んでいるときの解決方法を作品が教えてくれて、もっと自分のことを信じていいんだよと背中を押され、心がほぐれていく感じがしました」と語るほど、自身にとって大切な存在であることを明かしています。

     

    原作者・辻村深月も映画版を大絶賛!

    原作者の辻村さんは、4月14日(木)に行われた完成披露上映会に登壇し、原作キャラたちを見事に再現したキャスト陣のハマり役っぷりについて、「原作者としてこれ以上なく幸せな気持ち」と絶賛。

    さらに、「自分で書いたので物語は知っているのに、先がどうなるんだろうというドキドキがあって、原作で大事にしてほしいところをひとつも削らず監督が表現してくださって、感謝を覚えました」「映像化を“お願いする”よりも、スタッフの一員として迎えてくださり、一緒に映画作りができた。最高の形の映像化です」と、原作を知った上で観てもなお、映画「ハケンアニメ!」は、胸が高鳴る仕上がりになっていると太鼓判を押しました。

    辻村さんが強いこだわりを持ってプロットを書き下ろした「劇中アニメ」が、実際に映像として観られることが映画版最大の魅力で、ほかにも、映画オリジナルのシーンなど、小説版との違いを探しながら観てみるのもおすすめです。

     

    映画を観る前でも後でも楽しめる!スピンオフ小説も新登場

    映画の公開を記念し、スピンオフ小説『レジェンドアニメ!』も発売されました。

    本作は、映画の原作となった「ハケンアニメ!」に登場する香屋子、瞳、和奈の3名の9年前を描いた「九年前のクリスマス」、映画で瞳と競い合う王子千晴の若かりし頃を描いた「声と音の冒険」、映画内で瞳が子どもの頃の自分を投影する少年・冨田太陽の物語「夜の底の太陽」、映画で和奈の才能に惚れ込む逢里哲哉の知られざる一面を描いた「執事とかぐや姫」など、映画の枠を超えたサイドストーリーが複数収録されています。

    映画に登場するキャラクターたちの過去や未来を垣間見ることができ、映画をさらに楽しみたい人におすすめの1冊です。

    レジェンドアニメ!
    著者:辻村深月
    発売日:2022年03月
    発行所:マガジンハウス
    価格:1,760円(税込)
    ISBNコード:9784838731978

     

    映画「ハケンアニメ!」作品情報

    STORY
    連続アニメ『サウンドバック 奏の石』で夢の監督デビューが決定した斎藤瞳。だが、気合いが空回りして制作現場には早くも暗雲が…。瞳を大抜擢してくれたはずのプロデューサー・行城理は、ビジネス最優先で瞳にとって最大のストレスメーカー。「なんで分かってくれないの!」だけど日本中に最高のアニメを届けたい! そんなワケで目下大奮闘中。最大のライバルは『運命戦線リデルライト』。瞳も憧れる天才・王子千晴監督の復帰作だ。王子復活に懸けるのはその才能に惚れ抜いたプロデューサーの有科香屋子…しかし、彼女も王子の超ワガママ、気まぐれに振り回され「お前、ほんっとーに、ふざけんな!」と、大大悪戦苦闘中だった。瞳は一筋縄じゃいかないスタッフや声優たちも巻き込んで、熱い“想い”をぶつけ合いながら “ハケン=覇権” を争う戦いを繰り広げる!!
    その勝負の行方は!? アニメの仕事人たちを待つのは栄冠か? 果たして、瞳の想いは人々の胸に刺さるのか?

     

    出演:吉岡里帆、中村倫也、工藤阿須加、小野花梨、高野麻里佳、六角精児、柄本佑、尾野真千子
    原作:辻村深月『ハケンアニメ!』(マガジンハウス刊)
    監督:吉野耕平
    脚本:政池洋佑
    音楽:池頼広
    主題歌:ジェニーハイ 「エクレール」(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)
    制作プロダクション:東映東京撮影所
    配給:東映
    ©️2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会

    公式サイト:haken-anime.jp
    公式Twitter:@hakenanime2022
    公式Instagram:@hakenanime2022/




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