'); }else{ document.write(''); } //-->
日本テレビのバラエティ番組「世界一受けたい授業」7月9日(土)放送回で、「大人も子どもも能力アップ! 絵本選び最新版」というテーマの授業が行われました。先生は、ハーバード大学出身で現在は大阪女学院大学の学長を務める加藤映子さん。加藤映子さんは絵本の読み聞かせによる母子のやりとりや、読み書きの能力の発達に関する親の意識調査などを研究課題としている、「絵本の読み方・選び方」のプロフェッショナルです。
あまり知られていないかもしれませんが、今は空前の絵本ブーム。絵本が子どもの脳の発達によいとされ、少子化にもかかわらず絵本の売上は2014年・2015年と2年連続で増加しています。
加藤映子先生によると、読み聞かせは子どもがお腹の中にいる時にもするのがおすすめなのだそうです。また生まれてからも、間もない赤ちゃんの頃から始めた方が豊かな表現力が身につくとのこと。実際にどんな本が紹介されたのか、見てみましょう。
発売して3日で10万部を突破した絵本『このあと どうしちゃおう』。著者は『りんごかもしれない』など数々のヒット作を生み出し、絵本業界に旋風を巻き起こしているヨシタケシンスケさんです。
『このあと どうしちゃおう』は“死”という難しいテーマの絵本ですが、死後の世界が亡くなったおじいちゃんによって大喜利スタイルで描かれており、親子でコミュニケーションを取りながら楽しく一緒に考えられるようになっています。
大人が見ても「えっ? どうなっているの?」と思わず夢中になってしまうしかけ絵本『くろまるちゃん』は、2007年ニューヨークタイムズ「ベスト イラスト チルドレンズ ブック」に選ばれた一冊。紙工作の鬼才デビッド・A・カーターさんによる、かなり斬新でアーティスティックな絵本です。隠された600個の黒い丸を、下、横、上さまざまな角度から眺めて見つけるという斬新な仕掛けが、探究心と柔軟な発想を育ててくれます。