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2月11日(金・祝)、第3回 「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」ベスト10の発表会が、YouTubeチャンネル「こどもの本総選挙TV」にて行なわれました。
「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」は、NPO法人こどもの本総選挙事務局が主催する企画で、全国の小学生を対象に「今まで読んだ中で一番好きな本」を投票してもらい、ベスト10を決定しています。
過去2回の実施で、のべ35万人以上の小学生が参加している本企画。第3回となる今回の投票数は、なんと総計168,405票!
今回の総選挙の結果は、約2,000の書店および学校、一部の公立図書館にて公表されます。また、結果をまとめたタブロイドが全国の書店で配布され、公式サイト上でも公開される予定です。
ランキング第1位に輝いたのは、NHK Eテレにて毎週火曜午後6時45分よりアニメも放映中の『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』でした!
現在、第16巻まで発売されている人気シリーズで、第1巻は「2021年 年間ベストセラー」(日販調べ)の児童書部門で第3位となっています。
銭天堂とは?
幸運な人だけがたどりつける、ふしぎな駄菓子屋。
そこにはたくさんの魅惑の駄菓子が並ぶ。
女主人・紅子がすすめる駄菓子は、どれもその人にぴったりのもの。
でも、食べ方や使い方をまちがえると……。
はたしてその駄菓子は、幸福を呼ぶか? はたまた不幸をまねくか……?(偕成社公式サイト『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』特設ページより)
小学2年生男の子のコメント
僕は最近自作の小説を書いています。その小説の言い回しは銭天堂を参考にしています。なぜかというと1巻を読んだ時自分が舞台の銭天堂にいるかのようだったからです。一瞬の動きをしっかりと文にしているので読んでいると楽しいです。ストーリーも大好きです。
作者・廣嶋玲子さんのコメント
こどもが選んでくれるというこんな素敵な賞はないと思ってました。1人にでも選んでもらえたら嬉しいなと思っていたところ、なんと1位をいただけた事が嬉しくて嬉しくてたまりません。本を書いていて良かったなと、今本当に心から思います。ありがとうございました!
発表会の会場には、第1回よりアンバサダーを務めるお笑い芸人・作家の又吉直樹さんが登場。受賞作品の感想などの受賞本にまつわるトークを披露し、発表会当日に来場した入賞作品の著者6名へ表彰状の贈呈を行いました。
又吉直樹さんのコメント
一つの本をこれだけ好きだっていうことを自分で証明できるって言うのはそれやっぱり人に伝わっていく。
じゃあ、自分ではない誰かが好きだって言った本はどうなんだろうということを想像する力もあると思うんです。
いろんな本と人を繋げていくきっかけとして、すごくいい場になっているなと改めて思いました。
第1位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(作:廣嶋玲子、絵:jyajya/偕成社)
第2位『ざんねんないきもの事典』(監修:今泉忠明/高橋書店)
第3位『あるかしら書店』(ヨシタケシンスケ/ポプラ社)
第4位『りんごかもしれない』(ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社)
第5位『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ みらい文庫版』(松田朱夏、原作:吾峠呼世晴、脚本:ufotable/集英社)
第6位『5分後に意外な結末①赤い悪夢』(編:学研教育出版/学研プラス)
第7位『りゆうがあります』(ヨシタケシンスケ/PHP研究所)
第8位『四つ子ぐらし(1)ひみつの姉妹生活、スタート!』(ひのひまり、作:佐倉おりこ/KADOKAWA)
第9位(同率)『スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし』(レオ・レオニ、訳:谷川俊太郎/好学社)
第9位(同率)『ほねほねザウルス-ティラノ・ベビーのぼうけん』(ぐるーぷ・アンモナイツ/岩崎書店)
ランキング結果発表に合わせて、全国の書店で「“こどもの本”総選挙」オリジナルグッズが発売されます!
人気絵本作家のヨシタケシンスケさんが 「“こどもの本”総選挙」のために描き下ろした絵柄がデザインされた「ノート」「えんぴつ」「消しゴム」など、盛りだくさんのラインアップとなっています。
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