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アグニとニナの兄弟が持つ能力とは、「肉体を再生させる能力」。肉体再生の異能を持つアグニは、自らの腕を妹に切り落とさせ、飢餓に苦しむ村人たちに分け与えていたのです。
再生するとはいえ、アグニには常人と同じように痛覚があります。
また村人たちも、いくら再生するとはいえ、同じ村に住む者の腕を食べなければ飢えて死んでしまうほどに生活が追い詰められています。
そんな狂気に満ちた厳しい世界ではありますが、アグニは村人たちに感謝されながら、可愛い妹・ニナと静かに暮らしていました。
しかしある日突然、飛行機に乗った自由の国の兵隊たちが村に現れます。
兵隊を率いるのは、ドマという男。
そしてドマの登場により、アグニとニナの静かな生活は破壊され、2人の運命は大きく狂わされてしまいます……。
燃えるアグニの肉体。彼に一体何が起きているのでしょうか? 続きは第1巻をご覧ください!
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過酷で残酷な世界観、目を背けたくなるほどの暴力的なシーン、グロテスクな描写、カニバリズムなど、ショッキングな内容が最初から次々に投入されてグイグイ物語に引きこまれてしまう作品。そのパワフルさは、『進撃の巨人』を初めて読んだ時の興奮を彷彿させます。
ちなみに『ファイアパンチ』の著者・藤本タツキさんは、デビューからまだ2年しか経っていない新人の漫画家。
デビュー作『恋は盲目』以降、『シカク』『預言のユタナ』などが掲載されてきましたが(すべて「ジャンプSQ.」掲載)、連載作品は『ファイアパンチ』が初めてです。
間違いなく2016年を代表する作品になると思います。お見逃しなく!