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  • “いい人どまり”の男子必見!恋愛アドバイザーが教える恋愛成就の秘訣『いい人で終わらせない 惚れさせるテンプレ』

    2021年11月06日
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    中野亜希:講談社BOOK俱楽部
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    いい人で終わらせない惚れさせるテンプレ
    著者:津崎まみ
    発売日:2021年09月
    発行所:講談社
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784065246252

    動くなら今でしょ

    相変わらずのコロナ禍ですが、全国で緊急事態宣言が解除されたり、ワクチン接種が済んだりと、少しずつ開放的な空気を感じることも増えました。一方で、ステイホームを続けるうちに人間関係が狭くなり、出会いの場も少なくなってしまっているような気もします。そんな時、手に取った『いい人で終わらせない 惚れさせるテンプレ』は、ロジカルな恋愛マニュアル。恋がしたい男性のみなさん、第6波がくるのは確実と言われるこの頃ですが、動くなら今でしょ!という気持ちを後押ししてくれる1冊ですよ。

     

    「恋愛は必然です。奇跡はありません」

    好意を持った女性の「いい人なんだけど……」の一言。「いけると思ったのは勘違い?」「いい人ってどうでもいい人のことでしょ?」と、トラウマになった経験はありませんか?
    恋愛シーンでは「当たり障りのない、魅力に欠ける人」を指すことが多い「いい人」。とはいえ、女性に「いい人」と評されたことがあるあなたなら、優しさや思いやり、仕事熱心な面など、何かの魅力は備わっているはず。ただそれは冷蔵庫などの白物家電と同じように「壊れて(失って)はじめてその大切さに気付く」種類の、ちょっと伝わりにくい良さかもしれません。
    本書『いい人で終わらせない 惚れさせるテンプレ』は、そんな「いい人」にうってつけの本。
    人気YouTuberである著者の津崎まみさんが語るのは「恋愛は必然、奇跡はない」ということ。「いい人」のあなたには、トーストをくわえた可愛い女子とぶつかり、出会い頭の恋に落ちるとか、ある日突然、ろくに話したこともない憧れの女性が告白してくれるような奇跡は起きないでしょう。しかし、自分の売りを理解して、キャラクターに沿った言動(本書では「テンプレ」といいます)をすれば、うまく行かない恋愛に心を痛めることはなくなるはず。

     

    もう「ただイケ」とは言わせない。自分のタイプを知ろう

    本書では、ザックリ語られがちな「いい人」を5つのタイプに分類しています。そう、女性たちが口々に言う「いい人」にも、種類があるのです。まずは自分がどのタイプのいい人なのかを知りましょう。

    男性向けのモテテク・恋愛指南本はたくさんありますが、頭ポンポンや壁ドン、「数うちゃあたるでガンガン誘う」などは、もともと女性に不自由しないイケメン、コミュ強限定のテクニック。「ただしイケメンに限る」ってヤツです。それを無理にまねても、キャラに合わないテクニックは、「なんか無理しててキモイ」「誰にでも同じことをしていそう」と、むしろ女性を不安にさせます。「キャラを活かす」って大切です。

     

    人脈がなくてもOK! 「1人で動ける」出会いの範囲を網羅

    さらに出会いを「職場」「行きつけのショップ」「マッチングアプリ」「同窓会」「夜のお店」の5大あるあるシチュエーションに絞り、あなたの「いい人タイプ」をうまく生かしたテンプレをレクチャーしてくれます。シチュエーションを絞ると言っても、合コン・飲み会はなかなかできない昨今、これだけ網羅してあれば、ほとんどの出会いはカバーできると思います。1人で動ける行動範囲ばかりですから、「彼女欲しい! 合コンして!」なんて、人に手の内を明かしたくない人にもピッタリです。
    例えばマッチングアプリ。

    各タイプ共通の心構え・写真の撮り方(大事!)を学んだら、各タイプに合ったプロフ作成、アプローチ方法と進んでいきます。個人的に、そうそう!!と頷いたのが、「心構え」におけるNGポイント。

    女性を批判的に見すぎない、最初から運命の出会いを期待しないように。とりあえず会ってみるおおざっぱさが、アプリの利用には大切。

    ここには「それな!!!」と頷く女性も多いはず。恋人がほしいのに、アプリにいる女性を遊び目的やお金目的と必要以上に疑ってかかったり、少しでも自分の理想と違う面を見ると、いきなり音信不通になる男性が多いと聞きます。「いい人」タイプの男性が「イケメンでもない自分とどうしてマッチングするの?」とアプリの女性に警戒してしまうこと、恋愛につながる出会い以外はどうでもよく感じる、というのはわかります。でも、それって女性は「いい人そうだったのに全然違う。怖い」と感じるし、恋愛対象どころか人としてムリ!となりやすいんです。
    第一印象で恋愛対象/それ以外をパッと振り分けてしまう男性に対し、女性は最初は友達と思っていた男性が、あとあと恋愛対象に昇格することもよくあります。この心構えを忘れず、自分のキャラに合ったテンプレを繰り出していくと、思いもしないタイミングで恋が進展することもありそう。

     

    「好かれる」前に「嫌われない」

    徐々に相手を恋愛対象として見るタイプの女性でも、いったん嫌いになった相手を「もっと知りたい」と思うことはありません。本書では、女性に「恋愛対象としてアウト」と思わせないポイントも教えてくれます。例えば姿勢。

    姿勢が悪いだけで「暗そう」「下心がありそう」なんて思われることも。
    このほか「デザイン性の高い服をネットで買う」「デート中の『なんでもいいよ』」など、男性にとっては「そんなこと?」が、女性にとってNGな理由も本書を読めばわかります。読んでほしい!

    さらに、「いい人」男性が、好意を持った女性にとってしまいがちなこんな態度もバッサリ。

    でもね、本当にそうなんですよ。相手のことを思っているようでいて、実は自分が相手にどう思われているかばかりが気になって相手を見ていない。それじゃ一緒にいてもつまらないし、何より素を見せてもらえないことで、いくら一緒にいても距離は縮まらないんですよね。ここは女性が読んでもしみるんじゃないでしょうか。
    ただ「男性はココがだめ!」ではなく、その行動が女性の目にはどう映るかまで教えてくれるから、少し厳しい意見も抵抗なく読めると思いますよ。

    相手のことはもちろんですが、自分のこともよく理解していないと、いい恋愛をするのは難しいもの。特に、男性と女性の考え方の違いを知らないままだと、気持ちがすれ違い、「脈ナシか」と勘違いされてしまうかも。この本のテンプレは、「いい人」男性が自分の強みを生かしつつ、ムリなく気になる女性との距離を縮めるためのもの。紙の本もありますが、電子書籍でいつでも手元に置いて何度も見直したい、必読の1冊です。

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    (レビュアー:中野亜希)


    ※本記事は、講談社BOOK倶楽部に2021年10月23日に掲載されたものです。
    ※この記事の内容は掲載当時のものです。


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