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  • 『七つの大罪』正当続編!実の父に命を狙われた少年の冒険ファンタジー開幕!

    2021年06月13日
    楽しむ
    黒田順子:講談社コミックプラス
    Pocket

    黙示録の四騎士 1
    著者:鈴木央
    発売日:2021年04月
    発行所:講談社
    価格:528円(税込)
    ISBNコード:9784065229828

    2012年から連載が始まり、テレビアニメ、映画、ゲーム、舞台、小説にもなり、数々のスピンオフも生まれた超大作『七つの大罪』。
    その正統続編は、時代背景など前作の流れを汲みつつも、前作とは違う新しい世界が繰り広げられています。

    “神の指”と呼ばれる辺境地で、“じいじ”ことバルギスと幸せに暮らしていたパーシバルは、訪ねてきた赤い鎧の男に突然襲われます。
    これが誰かというと……、

    なぜ、イロンシッドが父親と息子を殺しに来たのかというと、アーサー王を破滅へと導く「黙示録の四騎士」が出現したという予言のもと、少しでもその可能性がある者はすべて殺してしまえ!! ということなのです。

    冒頭のほんわかとした生活から一変、いきなり過酷な運命を背負うことになったパーシバルですが、兎にも角にも冒険ファンタジーの幕開けです!!

    こうしてイロンシッドを探し出すため、“じいじ”の大きなカブトとマントを身に着け、ブリタニアへと旅立つパーシバル。
    ところが、旅の途中、村を襲う巨大なオオカミを目にします。

    悪(あ)しきを挫(くじ)き、弱きを助けよ
    …大切なものを己(おの)が命をかけ守る者となれ

    “じいじ”の教えどおり、村人を守るため巨大オオカミに立ち向かうパーシバルですが……、

    ピンチを助けてくれたのは、旅の途中で出会った大道芸一座のドニー。
    最初の出会いは、パーシバルの荷物を盗もうとしたちょいワル野郎でしたが、実は“聖騎士”に憧れ、夢破れて一座に入ったという憎めない奴なのです。

    オオカミを倒し、村人の歓待を受けるパーシバル達。
    パーシバルは、底抜けに明るくて純粋で正義感が強く、世間知らずで怖いもの知らずなところも可愛い!! だけど16歳なんです。

    これに驚くドニーですが、ドニーも同い歳だと知り、私の方がビックリ(笑)。
    この16歳コンビは決定だな! と思っていると、今度は空から黒い騎士ペルガルドが舞い降りてきます。
    実は巨大オオカミは、ペルガルドの “使い魔” だったのです。

    こうしてパーシバルとペルガルドの決闘が始まるのですが、はっきり言ってペルガルドの方が実力は上。ところが……、

    突如として、魔力に目醒めるパーシバル。しかも、覚醒したばかりなのに魔力を操作(コントロール)したり、抑制したりすることができているのです。

    この第1巻では、「人形(ゴーレム)」「焔(ほむら)」という魔力が登場し、魔力の型には「破壊型」「付呪(ふじゅ)型」「変性型」「回復型」「英雄型」があるということがわかりました。
    この先、色々な魔力や魔力の型が出てきそうなので期待したいところです。

    そして、この決闘の最中にひょっこり現れたのは……、

    このキツネ、ペルガルドと対立する勢力の使いなのですが、どうやらこの話を導いてくれそうです。
    そしてついに「黙示録の四騎士」が、どんな“聖騎士”なのかも明かされます。

    この先パーシバルはどんな役割を果たし、どんなふうに成長していくのか。
    そしていつの日か、父親であるイロンシッドとも、因縁の対決をすることになるでしょう。

    『黙示録の四騎士』は、『七つの大罪』からのファンにとっては、違う話でありながらも、前作を思い出させてくれるシーンを見つける楽しみがあると思います。
    そして前作を全く知らないファンにとっても、すんなりと溶け込むことができる、間違いなく楽しめる冒険ファンタジーです。

    試し読みはこちら

    (レビュアー:黒田順子)


    ※本記事は、講談社コミックプラスに2021年5月23日に掲載されたものです。
    ※この記事の内容は掲載当時のものです。




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