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集英社「週刊少年ジャンプ」で1984年51号から約10年半にわたって連載された、鳥山明さんによる漫画『ドラゴンボール』。世界中に散らばった7つの玉を全て集めると、どんな願いでも1つだけ叶えられるという秘宝「ドラゴンボール」を巡る冒険活劇は、TVアニメ化・劇場アニメ化・ゲーム化もされ、幅広い世代から支持される国民的漫画へ成長しました。その人気は日本国内にとどまらず、世界中の言語に翻訳され、単行本の発行部数は全世界で2億3,000万部を超えています。
漫画『ドラゴンボール』は、主人公・孫悟空と魔人ブウとの壮絶な戦いを描いた「魔人ブウ編」を最後に1995年に連載終了しましたが、それから約20年経った昨年2015年7月より、TVアニメ「ドラゴンボール超(スーパー)」において、鳥山明さんのオリジナル原案による「魔人ブウ編」後の物語が放送されています。
新シリーズ「ドラゴンボール超(スーパー)」のアニメ放送に先駆けて、2015年6月発売の集英社「Vジャンプ」8月号では漫画版「ドラゴンボール超」が連載をスタート。以降、TVアニメと漫画が同時進行しています。
しかし残念ながら、漫画版『ドラゴンボール超』を描いているのは鳥山明さんではありません。とはいえ漫画版『ドラゴンボール超』を初めて見たときは、「え!? 鳥山明先生、ドラゴンボールの新連載を始めたの?」と思ってしまうくらいのそっくりな絵柄に大変驚きました。
漫画版『ドラゴンボール超』を執筆しているのは、過去に「Vジャンプ」で映画「ドラゴンボールZ 復活の『F』」のコミカライズを担当したとよたろうさん。4月4日に発売された『ドラゴンボール超』単行本第1巻の帯には、鳥山明さんが「スゴい人がDBを継いでくれました!」とコメントを寄せています。つまり鳥山明さんはとよたろうさんの実力を買い、漫画『ドラゴンボール』の後継者と認めているということ。これはすごいことです。
ちなみに漫画版『ドラゴンボール超』単行本第1巻の巻末には、とよたろうさんと鳥山明さんによる対談「とりとよ放談」が収録されています。この対談によると『ドラゴンボール超』は、鳥山明さんがストーリーのプロットをテキストで作成し、とよたろうさんがそれを元にネームを作成、鳥山明さんがネームをチェックするという形をとっているようです。詳細はぜひ単行本第1巻でご確認ください。
ちなみに「VジャンプWEB」では、漫画版『ドラゴンボール超』単行本第1巻に収まりきらなかった対談の内容が公開されています。こちらもぜひ、あわせてチェックしてみてください。
▶ http://vjump.shueisha.co.jp/comic/dbs01_sp_int/
4月4日に発売された漫画版『ドラゴンボール超』の単行本第1巻は、4月4日の発売後、予想を上回る人気で発売後すぐに品薄状態となってしまいました。しかし5月6日頃からは重版分が全国の書店に並び始めております。こちらもすぐに品薄状態になってしまうかもしれませんが、まだ手に入れられていない方は、ぜひお近くの書店で探してみてください。
また、1月21日に発売された『30th Anniversary ドラゴンボール超史集 ─SUPER HISTORY BOOK─』も売れ行き好調です。原作だけでなくアニメやゲーム、玩具までを網羅し、貴重な資料や関係者インタビューとともに『ドラゴンボール』30年間の歴史を振り返る内容となっており、鳥山明さん描き下ろしの漫画や、貴重な連載最終回のネームも全ページ掲載。さらに第1話と最終話の扉絵が、両面ポスターになって封入されています! こちらも重版され、5月9日頃から書店店頭に順次並ぶ予定です。
[2016/12/2追記]
とよたろうさんの『ドラゴンボール超』の待望の第2巻が12月2日に発売されました。第2巻では超ドラゴンボールを手に入れるため、悟空のいる第7宇宙と第6宇宙の破壊神選抜格闘試合が開催されます。
[2017/6/3追記]
『ドラゴンボール超』第3巻が6月3日に発売になりました。