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  • 『前科者』有村架純主演・岸善幸監督で実写化 “無報酬の国家公務員”「保護司」を通して現代日本を描く社会派漫画

    2021年05月17日
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    ほんのひきだし編集部
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    香川まさひとさん(原作)・月島冬二さん(作画)の漫画『前科者』が、有村架純さん主演、岸善幸監督によって実写映画化・ドラマ化され、映画が2022年に劇場公開、ドラマが2021年秋に放送・配信されることが決定しました。

    前科者 1
    著者:香川まさひと 月島冬二
    発売日:2018年08月
    発行所:小学館
    価格:650円(税込)
    ISBNコード:9784098600601

    『前科者』は、2018年1月より「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にて連載中の作品。原作担当の香川まさひとさんは、『監察医 朝顔』や、映画「クヒオ大佐」「羊の木」の脚本を手掛けていることなどでも知られています。

    同作は、罪を犯した“前科者”たちの更生と社会復帰を目指し奮闘する、保護司の姿を描いた社会派ヒューマンドラマ。「保護司」という仕事が、国家公務員であるものの報酬が一切なく、あくまで民間人の奉仕精神によって支えられているということを知っている人は、そう多くないでしょう。主演の有村さんは、コンビニでアルバイトをしながら保護司の仕事に就いた主人公・阿川佳代を演じます。

    ドラマ版が放送・配信されたのち、映画が劇場公開されるのですが、ドラマ版は、新人保護司の佳代がさまざまな“前科者”に向き合い成長していくさまを描く職業ドラマとなっており、映画版は、それから数年後、佳代が保護司として現在進行系の凶悪犯罪に向き合う、完全オリジナルの社会派サスペンスとして制作されます。

    2016年公開の「二重生活」で初めて映画監督をつとめ、翌年公開の「あゝ、荒野」が報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、ブルーリボン賞などで作品賞を受賞、第41回日本アカデミー賞では同作主演の菅田将暉さんが最優秀主演男優賞を受賞するなど、国内の映画賞を総なめにした岸善幸監督。監督はドキュメンタリー番組やTVドラマの分野でも、自らの視点や徹底した取材を通して数々の作品を手掛けており、ATP賞テレビグランプリ2012総務大臣賞、文化庁芸術祭テレビドラマ部門大賞、シカゴ国際映画祭テレビ賞長編テレビ映画部門金賞など多くの賞を受賞しています。ドキュメンタリーで培ったリアリティを追求する姿勢と、映画監督としてのドラマ描写、それぞれがどう活かされるか注目です。

    主演・有村架純さんのコメント
    この作品のお話をいただいた時「保護司」がボランティアであることを初めて知りました。
    前科のある人間の更生を手助けする。それって一体どういうことだろう。この作品を世にお届けすることで、様々な視点が変わるかもしれない、キャストスタッフの皆さんとこの世界に飛び込んでみたい、そういった思いを抱きました。
    私が演じる主人公は、保護司ではあるけれど複雑な思いを抱えながら存在意義を探している女性。その要素を内包しつつ正義のヒーローにならないよう心がけ、距離感などは監督とその都度話し合いながら慎重に撮影を進めていきました。
    キャストスタッフの皆さんとひとつひとつ大切に紡いだ日々に私の心は毎日震えていました。これから先も、ここで得られたことは忘れません。
    ドラマ版から数年後の世界が、映画版となっています。2作品とも違う味わいの作品だと思いますので、両方ともご覧になっていただけると幸せです。
    この作品は色んな視点から考えられる作品なので、フラットな気持ちでご覧になっていただき皆様と一緒に考えていければと思います。そして「保護司」というボランティア活動があることを知って欲しいです。
    正直、まだこの作品について言葉にするのは難しくて。ですが、どこかの誰かの日常に、一筋の光が差し込んでくれる物語であることを願っています。

    岸善幸監督のコメント
    原作の香川まさひとさんは、私が大好きな映画『クヒオ大佐』や『羊の木』(吉田大八監督)の脚本を手がけた方です。シニカルで、悲しくて、深い余韻を与えてくれる作品を生み出してきた香川さんの思いを想像しながら、映像化にあたっては、罪を犯す人たちが置かれた“いま”を捉えたいと考えました。
    重要だったのは主人公 阿川佳代のキャラクターでした。作画の月島冬二さんが描くメガネの佳代の生真面目さや芯の強さを大切に、有村架純さんと何度も話し合い、映像化ならではのキャラクターが生み出せたと自負しています。メガネの奥で輝いたり、曇ったり、怒ったり、涙に濡れる架純さんの瞳。全身で絶叫し、格闘する架純さんの姿にご注目ください。
    “個”を大切にする時代に、誰かを助けるとはどういうことなのか。たくさんの方にご覧いただき、感じてもらえたら嬉しいです。

    「前科者」
    映画版:2022年公開
    ドラマ版:2021年秋WOWOWにて放送・配信/WOWOW放送後よりAmazon Prime Videoにて見逃し配信

    原作:『前科者』原作:香川まさひと、作画:月島冬二(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)
    監督・脚本・編集:岸善幸/出演:有村架純/制作プロダクション:日活・テレビマンユニオン
    配給:日活・WOWOW

    映画版公式サイト:zenkamono-movie.jp
    ドラマ版公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/zenkamono_drama/




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