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  • 「かそけきサンカヨウ」今泉力哉監督最新作は、窪美澄による短編小説の映画化 「パンバス」「mellow」にも出演の志田彩良を主演に抜擢

    2021年05月05日
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    ほんのひきだし編集部
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    窪美澄さんの短編小説「かそけきサンカヨウ」(角川文庫『水やりはいつも深夜だけど』所収)が、今泉力哉監督によって映画化され、10月15日(金)より全国公開されることが決定しました。

    本作は芸能事務所「テンカラット」設立25周年企画の第2弾として製作され、主演には志田彩良さんを抜擢。今泉監督作品には、これまで「パンとバスと2度目のハツコイ」(2018)、「mellow」(2020)の2作に出演しています。

    志田さん演じる主人公・国木田陽の父親役を演じるのは、井浦新さん。家庭環境のために早く大人にならざるをえなかった高校生の陽を、優しく見守る役どころです。

    水やりはいつも深夜だけど
    著者:窪美澄
    発売日:2017年05月
    発行所:KADOKAWA
    価格:616円(税込)
    ISBNコード:9784041054956

    「愛がなんだ」のヒット以降、「アイネクライネナハトムジーク」「mellow」「his」と精力的に作品を発表し、今年も「あの頃。」「街の上で」とすでに2本も映画が公開されている今泉監督。私たちと同じ世界に物語の人物が息づいているような、リアルな空気感をていねいに表現し、高い評価を得ています。

    「かそけきサンカヨウ」の映画化は、監督自らが希望したのだそう。陽のいじらしい人物像、家族について悩みながら成長していくさまを、どのように描くのか注目です。

    志田彩良さんのコメント
    誰かの言葉や存在で少しだけ心が軽くなる。
    自分よがりでない相手を思う気持ちの大切さに改めて気づかされました。
    戸惑いながらも前に進んでいく陽の強さも弱さも全部が愛おしくて、大好きな今泉組で陽として過ごした時間は大切な宝物です。
    密かに目標の一つとしていた今泉組での主演が、まさか本当に、そしてこんなにも早く叶う日が来るとは想像もしていなくて嬉しさと有難い気持ちでいっぱいです。
    大変な状況下ではありますが少しでも多くの方に届く事を祈っています。
    そして、この作品が誰かの救いとなりますように。

    原作者・窪美澄さんのコメント
    人と人との境目はがっちりとした強固なものではなく、淡く滲んでいたほうがいい。
    年齢を重ねるにつれ、そんなことを強く思うようになりました。
    そう思っていたほうが人は深く息ができるからです。
    親子、恋愛、友情、この映画にはさまざまなことが描かれていますが、人と人との縁の不思議さ、淡く行き来する感情のようなものを今泉監督は原作のなかから丁寧に掬いあげてくださいました。
    やさしさ、誠実さ……、雑多な日常のなかでそういうものを私たちは忘れてしまいがちですが、この映画を見終わったあとには、自分のなかのそういう光の部分をもう一度大切にしてあげようと思えます。
    ぜひ、たくさんの方に見ていただければ、原作者としてこれほどうれしいことはありません。
    そして、こんなにやさしい映画にしてくださった今泉監督、ありがとうございました。

    今泉力哉監督のコメント
    窪さんの小説はいつも、どこか弱い⼈、何かが欠けている⼈、⼈生がうまくいかない⼈について描いている気がします。私もずっとそういう⼈を描いていきたいと思っていて、今まで映画をつくってきました。
    強さではなく弱さについての物語。小説「かそけきサンカヨウ」を読んだ時に感じたのは、その弱さが単純なものではなく、曖昧で、強さとも表裏一体であること。嫌いになってもおかしくない相⼿に確実にもっている愛情。恋愛と呼べるかわからないようなモラトリアムの時間。気丈に振舞っているけど実は張り詰めている感情の機微。⾔葉にするなら、ある家族の再生の物語、とかなのかもしれませんが、⾔葉では説明できない細微な感情をめいっぱい詰めこんで映画にしました。
    何度もご一緒して絶対的な信頼を置いている志田さん、いち映画ファンとして憧れでもあった井浦新さん、また、スタッフに⽀えられて生まれたこの映画を⾒た誰かの体温を少しだけあげることができたら。
    秋の日の陽気の中で。

    プロデューサー・宇田川寧さんのコメント(志田さんの起用について)
    『かそけきサンカヨウ』を映画にしたいと監督からお話をいただいたのはちょうど、『パンとバスと2度目のハツコイ』の撮影前でした。その作品で初めて志田さんとご一緒しましたが、あのほっこりした笑顔と共にある、その凛とした佇まいと内面にある意志の強さを感じ、瞬間的に『かそけき~』の陽がいましたねと、監督と話したのを覚えています。上品でチャーミング、彼女の魅力のおかげで、より一層作品に余韻を与えてくれました。

    映画「かそけきサンカヨウ」

    監督:今泉力哉
    脚本:澤井香織 今泉力哉
    原作:窪美澄『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)所収「かそけきサンカヨウ」
    配給:イオンエンターテイメント

    2021年10月15日より全国公開

    ©2020 映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会

     

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