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  • 育休って「休暇」じゃないんだ……『男コピーライター、育休をとる。』瀬戸康史主演でドラマ化

    2021年04月28日
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    ほんのひきだし編集部
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    「ウェブ電通報」で連載されたのち、2019年1月に書籍化された『男コピーライター、育休をとる。』が、瀬戸康史さん主演で、WOWOWオリジナルドラマとして連続ドラマ化されることが決定しました。

    男コピーライター、育休をとる。
    著者:魚返洋平
    発売日:2019年02月
    発行所:大和書房
    価格:1,650円(税込)
    ISBNコード:9784479393184

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    「ミルクは3時間おき」「次まで休憩」は甘かった……“男性の育休取得”のリアル体験記

    『男コピーライター、育休をとる。』は、「男性会社員による紙媒体の単著」としては日本初の育児休業体験記。育児休業(育休)取得への道のり、育休中の生活、職場復帰といった会社員が直面するさまざまな問題と、何物にも代えがたいわが子との日々を、鋭い洞察を込めつつユーモアのある文体で綴った一冊です。

    主人公・魚返洋介を演じるのは、これがWOWOW初主演となる瀬戸康史さん。男性の育休取得がまだ当たり前とはいえない日本社会で、保活、パパ友づくり、育児分担などの難題に四苦八苦しながら奮闘する主人公を熱演します。

    脚本は、映画「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」の細川徹さん。監督は、ドラマ「警視庁捜査資料管理室」(BSフジ)やクリープハイプ「イト」のMVなどを手がけた鬼才、山口淳太さん(ヨーロッパ企画)。各界の才能の融合によるアンサンブルにも注目です。

    【ストーリー】
    魚返洋介(瀬戸康史)は、広告代理店に勤めるコピーライター。妻・愛子から妊娠を告げられ喜びに浸るも、ふとしたことがきっかけで6か月の育児休業の取得を決意する。半年という長期間の育休は、社内では未踏の領域。綿密な移行プランを設計し、不安を胸に上司の浜崎に育休取得を申し出るが……。
    そして娘の誕生に感激するのもつかの間、波乱の日々が幕を開ける。
    後輩のサポートも、労働時間のルールもない限界ギリギリの育休。混沌とした日々を送る中で、洋介は次第に現実と妄想の境界を見失っていく。
    しかし同時に、それは今まで知ることがなかった新しい世界との出会いでもあった。
    保活、パパ友づくり、育児分担など、次々と襲い掛かってくる難題。不器用な苦闘を経て、育休を終えた魚返の前に広がっていた景色とは……。

    主演:瀬戸康史さんのコメント
    ―― オファーを受けた際の心境や、ドラマのテーマとなる「育休」について
    育休のリアルとはこれなんだと、思い知らされました……笑
    育休というと幸せな様子が多く描かれる印象でしたが、この作品は大変さの方にスポットを当てた作品です。
    そこを丁寧に描くことで、赤ちゃんが笑ったり、赤ちゃんが寝た後に夫婦でくだらない話をしたり、そういった小さな幸せを実感し、噛み締める作品だと思います。

    ―― 視聴者へのメッセージ
    この作品で僕演じる魚返は、最後までそんなに成長はしないのですが、何かに気付く物語です。
    それは、支えになってくれる存在がいるって幸せなことなのだということや、当たり前かもしれませんが、その人の事を大切に、思い合って生きていけたらということなどです。
    ご覧になる皆さんにも、この作品を通して何かに気付くきっかけになれたら嬉しいです。

    脚本:細川徹さんのコメント
    このドラマのテーマは「育休」です。「育休」のシーンがあるドラマは、これまでもあると思いますが、ある夫婦の育休のはじまりから、終わりまでの半年、つまり「育休」だけで、作られたドラマは、初めてかもしれません。
    夫婦に子供が生まれて、生活が変わったり、変わらなかったり、当たり前のことしか出てきませんが、そんな当たり前の素晴らしさと面白さが描ければ良いなと思いながら、脚本を書きました。
    いい気持ちで、寝る前に見られるそんなドラマになっています。
    今回、久しぶりに、脚本だけの参加なので、監督の山口さんがどんな演出で、映像にするのか、瀬戸さんが、どう演じるのか、想像しないで、完全に視聴者目線で楽しみにしています!

    監督:山口淳太さん(ヨーロッパ企画)のコメント
    原作を拝読した時に、「育休を開業しよう」というキーワードを見つけ、素晴らしい発想の転換だと思いました。
    そして、育休で「お休み」している人を描くのではなく、育児「開業」、ある意味仕事よりも過酷なその「業」をポップに描くドラマにしようと決めました。
    とにかく笑えて、思いっきり泣ける、だれもが楽しめるエンターテインメント作品に仕上げたいと思っております。
    見所は、主演の瀬戸康史さんが、救いようがないぐらい不器用な男を演じてくださっているところ。
    ぜひご期待ください。

     

    WOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」作品情報

    原作:魚返洋平『男コピーライター、育休をとる。』(大和書房刊)
    脚本:細川徹
    監督:山口淳太(ヨーロッパ企画)
    音楽:都筑孝
    出演:瀬戸康史 ほか
    プロデューサー:井口正俊 中澤研太
    制作協力:東北新社
    製作著作:WOWOW

    番組特設サイト
    https://www.wowow.co.jp/drama/original/ikukyu/

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