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ケン・リュウさんの短編小説を原作に、主演・芳根京子×監督・石川慶のタッグで“世界で初めて不老不死を得た女性”の長い人生を描く映画「Arc アーク」(6月25日(金)公開)。
4月6日(火)、本作の新たな場面写真8点が一挙に解禁されました。
解禁された8点の場面写真は、19歳の主人公・リナ(芳根京子)が人生の師となるエマ(寺島しのぶ)に出会うシーンや、30歳のリナが最愛の人・天音(岡田将生)と並んで会見の席につき、“不老不死の技術の完成”を今まさに発表しようとする直前の瞬間、姉弟でありながら相反する研究に没頭し、道を違えていくエマと天音が不穏な表情で向き合うシーンなど、いずれもリナの人生の分岐点を切り取ったもの。
遺体を生前の姿のまま美しく保存する〈ボディワークス〉の仕事や、まだキャラクターの詳細が明らかになっていない小林薫さんと風吹ジュンさんの出演シーンなど、ますますストーリー展開が気になるようなカットも含まれています。
【STORY】
舞台はそう遠くない未来。17歳で人生に自由を求め、生まれたばかりの息子と別れて放浪生活を送っていたリナは、19歳で師となるエマと出会い、彼女の下で〈ボディワークス〉を作るという仕事に就く。それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する仕事であった。
エマの弟・天音はこの技術を発展させ、遂にストップエイジングによる「不老不死」を完成させる。リナはその施術を受けた世界初の女性となり、30歳の身体のまま永遠の人生を生きていくことになるが……。
芳根京子さんが演じるリナは、見た目の変化に頼らず年月の流れを表現しなければならないという難役。芳根さんはオファーを受けた当初、「今の私ではまだこの役の人間的な深みを表現するのは難しいのではないか」と感じ、監督にもその気持ちを正直に伝えたのだといいます。
しかし石川監督は「自分の中では、絶対に出来るという確信がありました」「過去にご一緒した時に、大ベテランの共演者たちに食らいついて行く迫力を見せてくれて、鮮烈な印象を残しましたので。今回はベテランの方たちが脇を固めることによって、さらに力を発揮してくれるに違いないと思っていました」と、芳根さんに全幅の信頼を寄せていたのだそう。撮影を終え「結果、本当にそうなりましたね!」と自信をのぞかせています。
「累―かさね―」「散り椿」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、「ファーストラヴ」では“キャラクターが憑依した”といえる熱演が、堤幸彦監督から「涙の魔術師」と絶賛された芳根さん。一人の女性の17歳から100歳以上を生き抜くというキャリア史上最難関の役どころをどう演じたのか、また、本作の重要な要素である死生観がどう映画で表現されているのか、期待が高まります。
・奇才ケン・リュウの短編小説を「愚行録」「蜜蜂と遠雷」の石川慶が映画化 “世界で初めて不老不死を得た女性”の人生を描く「Arc アーク」 主演は芳根京子(コメントあり)
芳根京子 寺島しのぶ 岡田将生 清水くるみ 井之脇海 中川翼 中村ゆり / 倍賞千恵子 / 風吹ジュン 小林薫
原作:ケン・リュウ『円弧(アーク)』(ハヤカワ文庫刊『もののあはれ ケン・リュウ短編傑作集2』より)
脚本:石川慶 澤井香織
音楽:世武裕子
監督・編集:石川慶
製作:2021映画『Arc』製作委員会
製作プロダクション:バンダイナムコアーツ
配給:ワーナー・ブラザース映画
6月25日(金)全国ロードショー
©2021 映画『Arc』製作委員会