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森下suuさんによる漫画『ゆびさきと恋々(れんれん)』が、豊原江理佳さん・前山剛久さんら出演でミュージカル化されることが決定しました。
脚本は飯島早苗さん、音楽は、日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞を受賞した『日本の歴史』などの三谷幸喜作品をはじめ、数々の舞台・映像作品を手がけてきた荻野清子さん、演出は「Shakespear’s R&J」、こまつ座「どうぶつ会議」などが好評を博した新鋭・田中麻衣子さん。本作は2021年6月に上演予定です。
『ゆびさきと恋々』は、聴覚障害のある女子大生・雪と、大学の先輩・逸臣のピュアな恋を描いた物語。逸臣との出会いによって世界を広げていく雪の前向きさが多くの読者の心をとらえ、第11回ananマンガ大賞を受賞し、累計発行部数100万部を目前に控えています(最新4巻は3月12日(金)発売)。
主人公・雪を演じる豊原さんは、1月上演の音楽劇「ピーター&ザ・スターキャッチャー」での天真爛漫な演技で注目を浴びた、新進のミュージカル女優。逸臣を演じる前山さんは、「刀剣乱舞」「ヒプノシスマイク」などの2.5次元作品で人気を誇り、8月にはミュージカル「王家の紋章」など大劇場への出演も控える存在です。本作にはそのほか、林愛夏さん、青野紗穂さん、池岡亮介さん、宮城紘大さん、上山竜治さんらが出演します。
【2021/3/24更新】「雪」と「逸臣」のビジュアルが公開。また、アンサンブルキャストやスタッフ陣の顔ぶれが決定し、俳優の三浦剛さん、忍足亜希子さんが手話指導で参加。音楽は、ピアノ(森本夏生)とチェロ(白神あき絵)の生演奏に決定しました。なお三浦剛さんは、手話をひとつの言語として活動している俳優。忍足さんは、自身も聴覚障がいを有しています。
▼「雪」「逸臣」のビジュアル
音のない雪の世界と、いろんな国を見て、外国語も話せる逸臣が見ている世界、そして“ゆびさき”から紡がれるラブストーリーが、舞台ではどのように表現されるのか。
未曽有の事態で人と人とが分断され、日々の生活も劇場も在り方を問われる今、「何よりもワクワクして幸せになれるミュージカルを」「将来において世界中の人々が日本発のミュージカルを楽しむ第一歩となる、新しい人間讃歌の作品作りを」という思いから出発したという本企画。キャスト、クリエイター陣、プロデューサー、原作者のお二人からもコメントが到着しました。
主人公・雪役:豊原江理佳さんのコメント
この度、『ゆびさきと恋々』ミュージカル化に、雪役として参加させていただけることに、とてもわくわくしています。原作を読ませていただいたとき、人と人とが繋がるのに、言葉の壁なんてない、ということを強く感じました。なんでもいい、なんとか相手と繋がりたい、相手を知りたいという気持ちがあれば、誰もが心を繋ぎ合える、そんな風に思いました。観ていただいた皆様に、きゅんきゅんほっこり、暖かい気持ちになっていただけたら幸いです。
逸臣役:前山剛久さんのコメント
コロナ禍で、世界中の人同士の距離は大きく離れてしまった。
しかし、心の距離は近付ける事が出来る。
逸臣と雪が言葉の壁を乗り越えて、交流していく様に。
日本発のオリジナルミュージカルとして、コロナが収まった未来で世界中の人の心を繋ぎ合わせられる様な作品作りを目指します。
ミュージカル界で活躍する魅力的な共演者、トップクリエイターの皆様と、切なく愛情に満ちた「ゆびさきと恋々」の世界を綺麗に彩ります。
脚本:飯島早苗さんのコメント
「ゆびさきと恋々」は、伝えることと受けとることについての物語だと思います。この一年、会いたい人に会えない時、劇場に行って舞台を観られない時、たくさんの思いを伝えられず受け取れずに歯がゆい思いを持て余しました。お伝えしたいことが、そして受け取りたいことがたくさんありすぎます。舞台の上の素敵な恋人たちに会いに、劇場にお越しいただければと思います。
音楽:荻野清子さんのコメント
音のない静かな雪の世界と、音に溢れた賑やかな世界。2つの世界が交じり合うとどんな音楽が聴こえてくるのか……。どこまでも透明で限りなくピュア、そしてキラキラな雪の世界から溢れでてくるメロディを手のひらから零さないよう、五感を研ぎ澄ませて一音一音紡いでおります。皆さまの心に響く音となりますように。
演出:田中麻衣子さんのコメント
人と人が繋がるのには小さな壁が沢山あって、悩みながら笑いながらその壁を超えて超えて、近づいていく。私たちは毎日そんな作業をして生きているのかもしれません。
劇場いっぱいに降り積もるやさしさを、体感しに来てください。
プロデューサー:渡辺ミキさんのコメント
人と人が分断されている今、我々が劇場から届けるべきなのは、ワクワクした幸せな気持ちになれる日本発のオリジナルミュージカルだ!との熱い思いから、この企画は出発しました。
人との繋がりの素晴らしさと、障がいを持ちながらも誰よりも前向きな雪の姿から、いかに今を生きるべきかと、勇気をもらえるはずです。
ゆびさきから溢れる思いを歌に。前向きに生きる意志をダンスに。
劇場に行く前とは世界が違って見えるミュージカルになるはずです。雪と逸臣の、幸福感に包まれる世界を、劇場で体験して下さい。
原作者・森下suuさんのコメント
原作:マキロさん
手話が題材なのでこの作品が歌になって、演じて下さる方がいて、というのが不思議な感覚でしたが、ミュージカルでしか表現できない『ゆびさきと恋々』の世界もあると思うので、多くの方に届くものになればいいなと思っています。
主演の豊原さん、前山さんをはじめとする皆さんの演技が今から楽しみです。作画:なちやんさん
いつも、キャラクターの心境や雰囲気などを誌面上でいかに伝えられるかを模索しています。舞台化により、それらがどのように演出されるのか、特に手話の表現が楽しみです。開演が待ち遠しいです!
・ゆびさきの世界が紡ぐ恋心に、胸キュンが止まらない!森下suu『ゆびさきと恋々』
日程:2021年6月4日(金)~13日(日)
会場:本多劇場
原作:森下suu『ゆびさきと恋々』(講談社「デザート」連載)
脚本:飯島早苗 音楽:荻野清子
演出:田中麻衣子 振付:前田清実
美術:松岡泉 照明:中川隆一
音響:清水麻理子 映像:ムーチョ村松
衣裳:KO3UKE ヘアメイク:武井優子
歌唱指導:やまぐちあきこ/柳本奈都子
手話指導:三浦剛/忍足亜希子 稽古場ピアノ:森本夏生
演出助手:相原雪月花/元吉庸泰
舞台監督:山本圭太
主催・企画・製作/ワタナベエンターテインメント
キャスト:豊原江理佳、前山剛久、林愛夏、青野紗穂、池岡亮介、宮城紘大、上山竜治、渡辺菜花、金井菜々、大津夕陽
ピアノ:森本夏生 チェロ:白神あき絵
チケット:税込8,800円(全席指定)※未就学児入場不可
※2021年4月17日(土)一般発売開始
※3月24日(水)よりチケット先行予約受付開始
※〈貸出〉タブレット型字幕ガイド付きチケットあり… 聴覚障がいのある方を対象とした、タブレット型字幕ガイド付きチケット。一般発売日より発売開始。詳細は公式ホームページにて。
公式サイト
yubisakimusical.westage.jp