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  • 「彼女が好きなものは」“カノホモ”が神尾楓珠主演で映画化 監督の草野翔吾「原作に向き合うのと同じだけ、自分の中の偏見と向き合った」

    2021年03月06日
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    ほんのひきだし編集部
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    浅原ナオトさんの小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』が、「彼女が好きなものは」のタイトルで映画化され、2021年秋に全国公開されることになりました。

    本作は、2019年にロングランヒットを記録した「愛がなんだ」(監督:今泉力哉)の企画・制作・プロデュースや、韓国映画「はちどり」を配給した映画制作配給会社、アニモプロデュースが企画・制作・プロデュースした最新作。神尾楓珠さんは本作で映画初主演を飾り、「にがくてあまい」(2016)、「世界でいちばん長い写真」(2018)などを手がけた草野翔吾監督が脚本もつとめています。

    『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』は、ゲイであることを隠して生活している男子高校生・純と、BL好きの“腐女子”であることを隠して生活している同級生・三浦さんを中心に、世間にはびこる“ふつう”とのギャップに向き合う男女をみずみずしく描いた青春小説。

    Web小説サイト「カクヨム」で連載され話題になり、2018年2月に書籍化、2019年4月には「腐女子、うっかりゲイに告る。」のタイトルで連続ドラマ化されました。

    あらすじ
    高校生の安藤純は自分がゲイであることを誰にも告げずに生きていた。ある日、書店でクラスメイトの三浦紗枝が、男性同士の恋愛をテーマとした、いわゆるBLマンガを購入しているところに遭遇する。BL好きであることを秘密にしている紗枝は「誰にも言わないで欲しい」と純に口止めをするのだが、彼女はまだ知らなかった。目の前にいる純が、彼女の好きなゲイであることに――。
    純には妻子ある同性の恋人マコトがいるが、書店での遭遇をきっかけに、純と紗枝は急接近する。紗枝の友人達とダブルデートをしたり、クラスメイトたちと遊園地で遊んだりと仲を深めるうちに、純は紗枝から告白される。
    「自分も“ふつう”に女性と付き合い、“ふつう”の人生を歩めるのではないか?」
    ⼀縷の望みにかけるかのように、紗枝の告白を受け⼊れ、付き合うことになったのだが……。

    草野監督は制作を振り返り「原作に向き合うのと同じだけ、自分の中の偏見と向き合い、(原作者の)浅原さんに何度もディスカッションに付き合って頂きながら、脚本を書きました」とコメント。

    浅原さんは「普通になりたい願望と、普通になれない現実。『好きな相手が同性でもいいと思うよ』では片づかない複雑な内面を書いた物語は、多くの方の共感と好評を得て、映画化にまで至りました。その複雑さはこの映画にもしっかり残っていると思います」と、その出来栄えに太鼓判を押しています。

    原作者・浅原ナオトさんのコメント
    原作執筆時、「同性愛」ではなく「同性愛者」の話を書こうと……別に思っていませんでした。
    でも、結果的にそうなりました。普通になりたい願望と、普通になれない現実。
    「好きな相手が同性でもいいと思うよ」では片づかない複雑な内面を書いた物語は、多くの方の共感と好評を得て、映画化にまで至りました。その複雑さはこの映画にもしっかり残っていると思います。
    まずはお楽しみ頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

    彼女が好きなものはホモであって僕ではない
    著者:浅原ナオト 新井陽次郎
    発売日:2020年06月
    発行所:KADOKAWA
    価格:792円(税込)
    ISBNコード:9784040735108

    神尾楓珠さんのコメント
    この作品への出演が決まった時に、まず最初に思ったことは、この作品はとても真摯に向き合わなければならない、というものでした。自身が演じることになる安藤純というキャラクターを深く理解し、決して軽く捉えてはいけないということを肝に銘じながら、この役を演じました。僕にとっては本作が映画初主演作となりますが、撮影時にはそのことにとらわれることなく、作品のことをただただ考える毎日でした。草野監督とは、作品に対しての共通認識を持つことが出来、現場ではお互いが委縮することなく、言いたいことを素直に言える環境を作ってくださったことに感謝しております。この作品を観て、「自分らしさ」とは何か、「自分らしく生きること」とは何か。そういったことを考えるきっかけになってくれれば、嬉しく思います。

    草野翔吾監督のコメント
    私達がどこかで見ないふりをしていた本音の言葉に溢れた原作を映画化するにあたり、自分にできることがあるのだろうか、と真剣に悩みました。でも、同じかそれ以上に、純のことを、純を取り巻く環境を多くの人に知ってほしいと強く思いました。
    原作に向き合うのと同じだけ、自分の中の偏見と向き合い、浅原さんに何度もディスカッションに付き合って頂きながら、脚本を書きました。そして神尾楓珠さんが、私が原作を読んだイメージそのままの純を繊細に表現してくれました。
    白いスクリーンの向こう、透明な壁の向こうにいる純のことを、知ってもらえたら嬉しいです。

     

    映画「彼女が好きなものは」作品情報

    監督・脚本:草野翔吾
    原作:浅原ナオト「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(角川文庫刊)
    主演:神尾楓珠

    エグゼクティブプロデューサー:成宏基 / プロデューサー:前原美野里、宮本綾
    アソシエイトプロデューサー:西川朝子 / ラインプロデューサー:小泉朋
    音楽:ゲイリー芦屋 / 撮影:月永雄太 / 照明:藤井勇 / 美術:安宅紀史 / 録音:齋藤泰陽 / 装飾:山本直輝
    スタイリスト:SAKAI / ヘアメイク:寺沢ルミ / 編集:浦部直弘 / 助監督:杉岡知哉 / 制作担当:狭間聡司

    企画協力:KADOKAWA
    企画・制作・プロデュース:アニモプロデュース
    配給:バンダイナムコアーツ、アニモプロデュース
    製作:「彼女が好きなものは」製作委員会

    2021年/日本/121分/アメリカンビスタ/5.1ch/カラー/デジタル

    ©2021「彼女が好きなものは」製作委員会  PG12




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