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2020年11月にサンマーク出版から刊行された『ぺんたと小春のめんどいまちがいさがし』が、児童書としては異例のスピードで13万部を突破し、いまなお売上を伸ばし続けています。
今回はこの本の主役である「ぺんた」さんと「小春」さんに、その人気の秘密や自身が作られた経緯を伺いました。
――お2人が主役を務める、『ぺんたと小春のめんどいまちがいさがし』は累計発行部数13万部を突破するなど、コロナ禍においても売れ行きが好調です。まずは、本書の内容について教えていただけますか?
ぺんた えっとぉ、かがみの王さまがまちがいだらけにしちゃうんだよぉぉ。それをぺんたたちがぜんぶ見つけるんだぁぁ~! すっごいたのしいよぉぉ~♪
――か、かがみの王さま? ですか?
ぺんた そうだよぉぉ~! おひげなんだよぉぉ~♪
小春 もう、ぺんたったら! それだけじゃわからないでしょっ! 「かがみの王さま」っていうのは、『ぺんたと小春のめんどいまちがいさがし』に出てくるキャラクターなんですけど、すごくイタズラが好きで鏡にうつったものに、数えきれないほどの“まちがい”をつくっちゃうんです。わたしたちはその“まちがい”だらけの「かがみの王国」につれていかれて、すべての“まちがい”を見つけ出すまで帰れなくなっちゃったんです……!
――それはたいへんでしたね。数えきれないほどのまちがいとは、いったいどれくらいの数があるのでしょうか?
ぺんた いっぱいだよぉ~! すごくすごくいっぱいぃぃ~!!
小春 全部で1,211個もあるんです! 本当にタイトルにあるくらい、探すのがめんどうなくらいの数で……。読者のみなさんにたすけてもらわなかったら、わたしたちずっとかがみの王国でくらすことになってたかも……。
――それはすごい数ですね……。そんなに探していると、途中でイヤになりませんでしたか?
ぺんた ぜんぜんー! すごいたのしいんだよぉぉ~!
小春 まちがいがたくさんあるということは、逆に言えばどんどん見つかるんですっ! それがとっても快感でした。最後の1、2個を探すとなるとすごく大変なんですけど……。
▲このページのまちがいはなんと50個! すべて見つけられるでしょうか?
――読者の方たちからも、「気がついたら夜だった」とか「夢中でやって、時間が経つのを忘れてしまう」なんていう声が届いているみたいですね。読者層はやはりお子さんが多いのでしょうか?
小春 お子さんだけでなく、そのお父さんやお母さんのほうが夢中になっちゃうなんていうことも聞いていますっ。また、おじいちゃんやおばあちゃんがお孫さんと一緒に読むという話も聞きました。
お子さんにとっては、絵本みたいに楽しめる本ですが、大人の方がやっても手ごたえのあるむずかしいまちがいも多いみたいですっ!
ぺんた 「ノートレ」になるんだよぉ~!
――なるほど、「脳トレ」ですね(笑) コロナ禍の下で、おうち時間を過ごす家族が多かったことも売上に影響していそうですね。
――お2人は、サンマーク出版の「ペンギン飛行機製作所」というところに所属しているとのことですが、何をしているところなのでしょうか。
小春 はい! まず「ペンギン飛行機製作所」っていうのは、空を飛びたいっていうぺんたの夢をかなえるために作られたところなんですっ! 所長さんと所員さんと一緒に、くらしを明るくできるようなものを作っています。
わたしとぺんたは「特別所員」として、本のお仕事をしたり、映画やイベントのお手つだいをしたりしています。
写真上は、山形県で行なわれた来場者数20万人を超えるイベント「日本一さくらんぼ祭り」に参加するぺんた氏。写真下は、2018年に上映されたドキュメンタリー映画「皇帝ペンギン ただいま」のお手つだいの様子。
――いろいろなお仕事があるんですね! お二人はこれからどんなことをしたいですか?
小春 もっともっとみなさんのところに行って、少しでも楽しい気持ちになってもらいたいですっ! いまは世界中がたいへんなので、わたしたちがなにかできることがあるといいなぁ……。
――すばらしい……! たしかに世の中がこういうときこそ、前向きな気持ちで明るく過ごすっていうことが大事なのかもしれないですね。小春さんはしっかりものですね!
ぺんた 小春、すごい、すごぉぉ~い!
小春 ふふふ。あっ!! いま、わたしたちのグッズもたくさんつくってもらってます! もう少ししたら買えるようになると思いますので、みなさん楽しみにまっていてくださいねっ♪
――……本当にしっかりものですね(笑)
『子どもは風の子』#74 pic.twitter.com/4KJUXYI9he
— ぺんたと小春【公式】 (@penguinhikoki) February 25, 2021