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「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中の漫画『ブルーピリオド』のTVアニメ化が決定しました。
『ブルーピリオド』は、新海誠監督のデビュー作「彼女と彼女の猫」のコミカライズなどを手がけてきた山口つばささんの作品。
そつなく日々を過ごしながら、それをどこか空虚に感じていた主人公の男子高校生・八虎が、ひょんなきっかけで「美術」の楽しさに目覚め、難関・東京藝術大学合格を志す……という出来事をはじまりに、美大受験にかける情熱と苦悩を、自身も藝大卒である山口さんが描いています。
同作はこれまでに、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018」ネクストブレイク部門大賞、「マンガ大賞2020」大賞、「第44回講談社漫画賞」総合部門などを受賞。美術という一見とっつきにくそうな題材を扱っていますが、天才でも落ちこぼれでもない“秀才タイプ”の主人公が「のめり込めるもの」に出合い、時に伸び悩みながら成長していく姿が「まるでスポーツ漫画を読んでいるみたいに熱くて泣ける」と支持を集めています。
アニメの放送は2021年内の予定。アニメ化について作者の山口さんは、次のようにコメントを寄せています。
アニメ化は漫画家としての目標の1つだったのでうれしいです。
監督さんやスタッフさんなど本当にたくさんのプロの方が関わって「ブルーピリオド」を再解釈、再構築してアニメ作品になるということは、作品が自分の手を離れると言うのとはまた違う「ブルーピリオド」と言う作品をみんなで共有させてもらっているような不思議な感覚があります。
あと単純に美大受験を経験した身としては美大受験がアニメになると言うのはなんかこうこそばゆいですね。
私はワクワクしながらこのアニメ制作の末端に関わらせていただいていますので、皆さんも私と同じように八虎たちがどんな風に動いてどんな風にしゃべるのか一緒にワクワクして待っていただけたら嬉しいです。
『ブルーピリオド』は現在第8巻まで発売中。1月21日(木)に第9巻が発売されます。
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