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12月28日(月)、「第13回MOE絵本屋さん大賞2020」の受賞作が発表されました。
「MOE絵本屋さん大賞」は、絵本専門誌「月刊MOE」(白泉社)主催による、全国の書店員が選ぶ「新刊絵本の年間ランキング」。今回も上位30作に加え、新人賞・パパママ賞にそれぞれ5作が選ばれました。
・第1位『あつかったら ぬげばいい』
・第2位『パンどろぼう』
・第3位『の』
・第4位『ねこは るすばん』
・第5位『ノラネコぐんだん カレーライス』
・第6位『ママはかいぞく』
・第7位『ねぐせのしくみ』
・第8位『わたしのわごむはわたさない』
・第9位『やねうらべやのおばけ』
・第10位『もしものせかい』
第1位は、ヨシタケシンスケさんの『あつかったら ぬげばいい』。世の中のさまざまな疑問に対して、思わずクスッと笑ってしまうものから、悩みにやさしく寄りそうものまで、ヨシタケさんらしいテイストで解答を提示する一冊です。
なんと今回は、第1位をはじめ、ヨシタケシンスケさんの絵本がトップ10に4作品もランクインしています。寝ている間に起きているかもしれない奇想天外な展開を描いた『ねぐせのしくみ』(第7位)、“自分だけのわごむ”にハッとさせられる『わたしのわごむはわたさない』(第8位)、『もしものせかい』(第10位)。『もしものせかい』は「選ばなかった未来」や「叶わなかった将来」を思う内容で、「あのときこうしていたら……」という自分を責める気持ちをそっと癒やしてくれます。
第2位は、「第1回TSUTAYAえほん大賞」「第11回リブロ絵本大賞」をダブル受賞している『パンどろぼう』。『おいしそうなしろくま』などでも知られる柴田ケイコさんの絵本で、本作は続編『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』が2021年1月に発売予定です。
第3位『の』は、字のない絵本『Michi』で知られるjunaidaさんの作品。
「わたしの お気に入りのコートの ポケットの中のお城の」……と「の」が繋いでいく言葉と言葉が、見たことのない景色を次々と私たちに想像させてくれます。
※第11位~第30位の作品、くわしい紹介は「月刊MOE」2月号にて!
続いて、新人賞受賞作はこちら。昆虫マニアで“カマキリ先生”としても知られる俳優・香川照之さんの自然教育絵本『ホタルのアダムとほしぞらパーティー』が、第1位を獲得しました。
・第1位『ホタルのアダムとほしぞらパーティー』
・第2位『あめかっぱ』
・第3位『はっはっはくしょーん』
・第4位『Mou』
・第5位『にんじゃいぬタロー』
『ホタルのアダムとほしぞらパーティー』は、「INSECT LAND」シリーズの第1作。7月に2作目、11月に3作目が発売されています。昆虫の多様性や自然界の魅力を愛たっぷりに伝えると同時に、自分と他者への理解を深め、心あたたまるストーリーで子どもたちの心を育みます。
最後に紹介するのは、「パパママ賞」を受賞した作品です。
・第1位『ノラネコぐんだん カレーライス』
・第2位『おにぎりをつくる』
・第3位『しろくまきょうだいのおべんとうやさん』
・第4位『わたしのわごむはわたさない』
・第5位『みんなのおすし』
パパママ賞第1位は、総合第4位の『ノラネコぐんだん カレーライス』。シリーズ累計180万部突破の人気シリーズは、絵本や読みものだけでなく、コラボカフェが開催されたり、オリジナルグッズが発売されたりして、まだまだ多くの新たなファンを獲得しています。
絵本のくわしい内容はこちら
・『ノラネコぐんだん カレーライス』今回の舞台は、ワンワンちゃんが経営するカレー屋さん!