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  • 防大男子(&その制服)にときめくほのぼのピュアなラブストーリー『花と紺青』

    2020年11月29日
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    花森リド:講談社コミックプラス
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    花と紺青 1
    著者:西香はち
    発売日:2020年10月
    発行所:講談社
    価格:495円(税込)
    ISBNコード:9784065210819

     

    「防大 制服」でググると1時間溶ける

    もしもあなたが防衛大学校の制服をまだ知らないならば『花と紺青 防大男子に恋しました。』を読んだあと、必ず検索してほしい。私は検索した。そしてのけぞった。本作のかっこよさが現実に展開されていたからだ。PCのモニタの前で素晴らしい1時間を過ごした。プラス「私って制服めっちゃ好きなんだ?」と、今まであまり注目してこなかった自分の一部を再発見した。ありがとう『花と紺青』。

     

    詰め襟、金のバッヂ、丈の短い上着

    ヒロインの“葉月”は16歳。お花屋さんでのアルバイト中、紺青の制服をまとった若者と出会う。

    ビシッ! かっこいい。

    詰め襟、2つ並んだバッヂ。そしてそして、丈の短い上着! なんだろう、今まで男性の制服の丈のことなんて気にしたこともなかったのに、短い上着めちゃくちゃかっこいいな!? ああ、誰かと「尊いねえ」と語り合いたい。この制服の人が目の前にいらっしゃったら、私はジロジロ見るのを我慢する自信がない。

    それは葉月も同じで、彼の制服姿をじっと見つめて「お巡りさん……ではなさそう」と思う。そう、彼こそが……!

    防衛大学校の1年生、“高宮凌(たかみやりょう)”。このお花屋さんの店長の弟だ。だから初登場で「ね……」と言いかけていたんだね。ここから葉月と凌のなんてことのない会話が始まるのだけど、そのなんてことのなさがリアル。初々しい2人の出会いをニヤニヤ堪能してほしい。

    (防大の制服を着て)また来て!!!!

     

    雨の日の防大生

    そう、防大の美しい制服がずーっと拝める本作において葉月がどんな女の子であるかというと、制服がめちゃくちゃ好きな女子高生だ。葉月の興奮は私の興奮。ちなみに葉月のセーラー服もセーラームーンのようで可愛い。

    ということで葉月と凌の恋は防大の制服とともに描かれる。

    春に出会った紺青の彼は、盛夏に真っ白な制服で現れる。日差しがまぶしいのか制服がまぶしいのかもうよくわかんないよ。降参。最高だね。

    そして私が本作で一番グッと来たのはこちら。

    クラクラする。雨空を見上げる楽しみがひとつ増えた。きっとどこかにこの雨衣をまとった防大生がいる……! もっと雨よ降れ!

     

    制服だけじゃない防大生のかっこよさ

    と、さっきからずっと制服に大興奮しているが、「制服かっこいい!」にとどまらないのが本作。防大の豆知識もとても面白い。

    先ほどの雨衣だってかっこいいからじゃない。たしかにパレードや被災地での救援活動や訓練の映像を思い出しても、傘を見たことはない。凌は学生でありつつ自衛隊員でもあるのだ。

    おまけコーナーも充実している。防衛大学校のことは昔から名前だけは知っていたけれど、横須賀にあるのか。いつか見学に伺いたい。

    背筋が伸びるなあ。

    葉月は防大の制服もそりゃもちろん大好きだけど、真面目で優しい凌だから恋をしている。

    厳しい訓練と勉強。そしてこの規律正しさがあるから、2人の淡い関係に「いいわ」とつぶやいてしまう。そして、本作を読んだあと防大の制服を拝むと、ますます「マジでいいわ」と思うので、ぜひ調べてほしい。

    試し読みはこちら

    (レビュアー:花森リド)


    ※本記事は、講談社コミックプラスに2020年11月5日に掲載されたものです。
    ※この記事の内容は掲載当時のものです。




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