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日向理恵子さんによる長編ファンタジー小説『火狩りの王』のアニメ化が決定しました。
アニメ「火狩りの王」は、WOWOWオリジナル企画として制作。アニメーション制作は「ひるね姫~知らないワタシの物語~」「バースデー・ワンダーランド」「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」「はなかっぱ」などを手がけたシグナル・エムディが担当します。
なお原作小説は、現在第4巻まで発売中です。
『火狩りの王』は、2018年12月に刊行をスタートしたシリーズ。〈火〉をテーマに、人類最終戦争後の世界で生きる子どもたちが、多くの困難に直面しながらも懸命に生きていく姿を描いています。
メインキャラクターは、“火狩り”に助けられた11歳の少女・灯子(とうこ)と、“火狩り”を父に持つ15歳の元学生・煌四(こうし)。村育ちの灯子と首都に暮らす煌四、本来出会うはずのない2人が出会ったことで、世界の運命が大きく動き出します。
あらすじ
人類最終戦争後の世界。大地は黒い森におおわれ、人々は、天然の火に近づくと身体が燃え上がる「人体発火病原体」に侵されていた。しかし、生きていくために火は必要不可欠。この世界で人間たちが唯一安全に使える火は、森に棲む黒い獣「炎魔」を狩ることでもたらされていた。
そして、炎魔狩りをする「火狩り」たちの間には、最近囁かれている“ある噂”があった。
「虚空を彷徨っていた人工の星、千年彗星〈揺るる火〉を狩った火狩りは、火狩りの王と呼ばれるだろう」と……。
その深いテーマ性はもちろん、『ロードス島戦記~ファリスの聖女~』や「十二国記」シリーズを手がける山田章博さんによるイラストも印象的な『火狩りの王』。
放送日やキャラクターのデザイン、物語の躍動感がどうアニメで表現されるのかなど、続報が待たれます。
原作者・日向理恵子さんからのコメント
「火」をテーマにした大きな物語を書きたいと思い、『火狩りの王』を書きはじめました。「生きろ、 生きろ」と念じながら、物語を紡ぎました。
観る者に生の豊かさを思い出させることが、アニメーションの持つ大きな力だと思っています。
その力をもらった灯子たちを応援できることが、とてつもなくうれしく、畏れ多く、期待でいっぱいでおります。読者さまたちにも、どうか一緒に見守っていただけますように。
・人類の罪によって失われた〈火〉を取り戻す!ファンタジー『火狩りの王』