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原田マハさん原作、山田洋次監督による映画「キネマの神様」のキャラクタービジュアルが解禁されました。
映画「キネマの神様」は、松竹映画100周年を記念して制作される作品。同作は今年3月にクランクインしましたが、主演に決定していた志村けんさんが3月下旬に亡くなり、現今の状況下によって撮影も中断、全国の映画館が休館……と続けて困難に見舞われていました。しかし5月に、志村さんの遺志を継いで、沢田研二さんが出演することが決定。撮影も再開されていました。
今回公開されたビジュアルには、沢田研二さん・菅田将暉さんがダブル主演で演じる2つの時代の主人公・ゴウと、宮本信子さん演じるゴウの妻・淑子、永野芽郁さん演じる若き日の淑子の姿が映し出されています。
沢田さんが演じる主人公・ゴウは、無類のギャンブル好きで、家族にも見放されたダメ親父。しかし彼には一つだけ、賭け事以外の趣味がありました。
それは「映画」。大好きな映画を語る時のゴウは活き活きとしていて、まなざしは愛に満ち溢れ、かつて自分が辿った“銀幕の旅路”に思いを馳せているようにも見えます。
対して、菅田さんが演じる若き日のゴウは、カチンコを手にし、微塵の曇りもない強くて熱い目をしています。映画制作に全身全霊を傾けるゴウ青年が、今のゴウになるまでには何があったのか? そんな彼の人生を語るうえで欠かせないのが、妻の淑子です。
家庭を顧みない夫に業を煮やしながらも、なんだかんだゴウを支えてきた淑子。彼女はかつてゴウが通う食堂で働いており、撮影所の仲間たちと映画漬けの日々を送っていたゴウに、ほんのりと淡い恋の風を届ける存在でした。
キャラクタービジュアルでは、これらの記憶の断片をまるでフィルムに映し出しているかのように演出。一枚の静止画ながら、映画への愛とさまざまなドラマがあったことが読み取れるものとなっています。
・映画「キネマの神様」志村けんの遺志を継ぎ沢田研二がゴウ役に 14年ぶりの映画出演
【STORY】
ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は、妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父。そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」――。
若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。
半世紀後の2020年。あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める――。
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝原雄三
原作:原田マハ『キネマの神様』(文春文庫刊)
出演:沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、宮本信子
配給:松竹
2021年 全国ロードショー
https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama/
©2021「キネマの神様」製作委員会