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1974年の第1作『ねずみくんのチョッキ』から、誕生45周年を迎えた「ねずみくんの絵本」シリーズ。
これを記念して9月10日(木)より、横浜赤レンガ倉庫1号館にて「誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」が開催中です。
45年続いてきた「ねずみくんの絵本」シリーズにおいて、大規模展覧会が開催されるのは意外にも今回が初めて。
会場では、4月刊行の新作『ねずみくんはめいたんてい』を含め現在36巻まで続いているシリーズの世界を、絵本原画やラフスケッチ、『ねずみくんのチョッキ』の原形となった幻の作品といった貴重な資料の数々と、かわいらしいキャラクターたちと一緒に会場をめぐっているような演出で楽しめます。
小学生以下のお子さんには、ねずみくんの「チョッキ」と「耳」のプレゼントも。ねずみくんになりきることで、絵本に入り込んだような気分が味わえます。
※チョッキと耳のプレゼントは、なくなり次第終了となります
展示総数は約150点。展示は「ぼくのチョッキのこと」から「なかえよしを+上野紀子の仕事場から」まで、6章立てで構成されています。
「ねずみくんの絵本」シリーズは、絵がどれも鉛筆だけで描かれているのも特徴。しかし実は描くものによって、HからBまでさまざまな硬度の鉛筆が使い分けられています。
原画をじかに見てみると、毛並みや食べ物、植物などの質感が、鉛筆をかさねたりぼかしたり、実に細やかなタッチで表現されているのがわかります。
なかえさんは、上野さんの描くねずみくんについて「彼女からすれば、小さなねずみくんも大きく見えていたはず」と語っています。
背景の少ないシンプルな絵だからこそ際立つ表情の豊かさ、長年続いてきたシリーズだからこそのささいな変化まで、ぜひ目を凝らして味わってみてください。
▼順路の途中には、クイズやのぞき穴が。ねずみくんたちもあちこちにいて、会話がはずみます。
▼会場内のスタンプを集めてオリジナルの一冊が作れる企画や、まるで絵本から飛び出してきたようなフォトスポットも。
展示の後半には、ねずみくんが生まれたアトリエの再現セットのほか、なかえよしをさんと上野紀子さんの出会い、ねずみくんが生まれるまでなど、制作の裏側を知ることのできるコーナーが。
なかえさんと上野さんの共同作業のようすが浮かんでくるようで、「目には見えない、他者を思いやることの大切さ」を届けてきた2人のメッセージが、より深く感じられます。最新作『ねずみくんはめいたんてい』のストーリーサムネイルも必見です。
また、幻想的な油彩画が特徴的な「少女チコ」シリーズや、パステルのやさしい色合いで描かれる『ちいちゃんのかげおくり』など上野さんの代表作も展示。
こちらでは、ねずみくんの絵本とはまた違う、多彩な表現が楽しめます。
最後に紹介するのは、充実の展覧会グッズ売り場。約200点の展覧会限定商品をはじめ、バラエティ豊かなねずみくんグッズが並びます。
「ねずみくんのチョッキ展」図録は、ねずみくんとお揃いのチョッキを着たデザイン。
こちらも会場限定販売です。
会場を出たところには、あの名場面「すこし きついが にあうかな?」の登場人物になれるフォトスポットがあります。
記念撮影も忘れずに!!
横浜赤レンガ倉庫での「ねずみくんのチョッキ展」は、9月27日(日)まで。入場はすべて「日時指定制」となっていますので、詳細は展覧会特設サイトでご確認ください。
なお会期終了後も、静岡会場(藤枝市郷土博物館・文学館)、東京会場(松屋銀座)などへ巡回予定です。
「誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」
・会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース(〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-1)
・会期:2020年9月10日(木)~9月27日(日)
※開場時間 11:00~19:00
※入場は閉場の30分前まで(最終日は17:00閉場)
・入場料:一般1,000円/高校生800円/小中学生500円
・グッズ付入場券:一般1,500円/高校生1,300円/小中学生1,000円
※すべて税込価格
※未就学児は入場無料
※前売券の販売は9月9日(水)まで。前売券・当日券ともローソンチケット(Lコード:35222)にて販売中
主催:ねずみくんのチョッキ展実行委員会
共催:横浜赤レンガ倉庫1号館
特別協力:ポプラ社
展覧会特設サイト
https://www.poplar.co.jp/pr/nezumikun45th/exhibition/