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創刊40年になるスポーツ総合誌「Sports Graphic Number」(文藝春秋)が、9月3日(木)発売の第1010号で初めて将棋を特集。
「藤井聡太と将棋の天才」と題された同号は発売前から話題を呼び、発売当日に3万部の重版が決定、さらに翌4日に5万部の再増刷が決定し、累計発行部数20万部となりました。
なお「Number」増刷分は、9月10日(木)頃から書店店頭に並び始める予定です。
【2020/9/10追記】
9月10日(木)、「Sports Graphic Number」第1010号の3度目の増刷が決定しました。今回の増刷は3万部。これで計4刷・累計23万部、当初の予定刷部数11.5万部の2倍に達したことになります。
「Number」が20万部以上を発行するのは、2014年のサッカーW杯特集以来。
ここ5年間では、日本代表が南アフリカを破ったラグビーW杯特集の臨時増刊「桜の凱歌」(2015年/累計18.7万部)、同じく日本代表が大躍進を遂げた2019年のラグビーW杯特集「突破」(累計17万部)などがありますが、今号はすでにそれらを大きく上回っています。
【2020/9/10追記】
同誌が23万部以上を発行するのは、サッカーW杯ドイツ大会直後に発売された第660号「オシムの全貌」(2006年8月24日発売、25万部)以来14年ぶり。4刷は、2015年のラグビーW杯臨時増刊以来、史上2度目です。
18歳の若さで王位・棋聖を獲得し、史上最年少記録を次々に塗り替えている藤井聡太二冠。特集「藤井聡太と将棋の天才。」では、若き天才の実像に迫る「藤井聡太『天翔ける18歳』」を皮切りに、「中原誠が語る羽生と藤井」、佐藤天彦九段と中村太地七段によるスぺシャル対談「藤井はピカソか、モーツァルトか」、藤井二冠を輩出した「板谷一門の偶然と必然」などで、その異次元の歩みを徹底的に描いています。
また、渡辺明新名人、谷川浩司九段、木村一基九段、久保利明九段らトップ棋士や、里見香奈女流四冠のインタビュー、羽生善治九段の七冠獲得までを描いたノンフィクション、将棋YouTuber事情なども掲載。
さまざまな面から「将棋」の魅力、棋士という「勝負師」の魅力を70ぺージ以上にわたって特集しており、いつもとは違うポートレートも「眼福」と読者から好評です。
掲載内容
SPECIAL FEATURES
・最年少二冠の輝き/藤井聡太「天翔ける18歳」(文:北野新太)
・最年少街道は続く/記録で辿る異次元の歩み(文:後藤元気)
・東海の血脈/板谷一門の偶然と必然(文:藤島大)
・トップ棋士縁側対談/佐藤天彦×中村太地「藤井はピカソか、モーツァルトか」(文:伊藤靖子)
・永世名人の慧眼/中原誠が語る18歳の羽生と藤井(文:片山良三)
・特別エッセイ/22時の少年――羽生と藤井が交錯した夜(文:先崎学)
・プロフェッサー解説/天才が切り拓いた矢倉新時代(文:勝又清和)勝負師たちの肖像
新名人の決意/渡辺明「敗北の夜を越えて」(文:大川慎太郎)
失冠からの再出発/木村一基「受け師は何度でも甦る」(文:北野新太)
タイトル戦で振り返る/王者たちの覇権20年史(文:小島渉)
振り飛車への愛/久保利明「変える勇気、変えぬ信念」(文:高川武将)
竜王のターニングポイント/豊島将之「仲間から遠く離れて」(文:諏訪景子)
58歳の矜持/谷川浩司「光速は終わらない」(文:片山良三)
藤井キラーの肖像/大橋貴洸「勝負スーツに込める志」(文:大川慎太郎)
将棋界が揺れた1年/羽生を止めろ七冠ロード大逆転秘話 ほか(文:鈴木忠平)
・藤井四段の小学校時代の文集には何が書いてある?『藤井聡太 名人をこす少年』
・“400年に一人の天才”藤井六段の戦歴が一冊に!プロ入り1年半での刊行は異例中の異例
・これを読んだら、“ひふみん”がどれくらいすごい人かわかった!『天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生』
・藤井七段も学んだ!才能を伸ばす「モンテッソーリ教育」家庭で実践できる3つのこと