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  • 「藍田苺」は史上初の女性棋士となるか?『響』柳本光晴の新連載『龍と苺』がアツい!

    2020年08月17日
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    日販 仕入部 真鍋(コミック課)
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    「マンガ大賞2017」大賞を受賞し、2018年には平手友梨奈さん主演で実写映画化された『響~小説家になる方法~』。同作は青年誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で5年間にわたり連載され、全13巻で完結しました。

    その完結から約半年、作者・柳本光晴さんが、今度は少年誌「週刊少年サンデー」(小学館)で新連載『龍と苺』をスタート! 来たる8月18日(火)には待望の第1巻が発売されます。

    出版不況に苦しむ文学界に、突如現れた“圧倒的な若き才能”を描いた『響』。対する今作は、「藤井聡太棋聖誕生」でますます盛り上がる将棋界が舞台です!

     

    藍田苺・14歳。将棋との出会い

    主人公は、14歳の少女・藍田苺。物語の冒頭、彼女は学校のカウンセリングルームにいました。

    理由は、同級生をいじめていた男子生徒の頭を椅子で殴り、スクールカウンセラーと面談しなければならなくなったから。カウンセラーの宮村に、彼女は「人にするってことはされてもいいはずだなって思って」と話しますが、いじめられていた同級生のことは「名前も覚えてない」と言います。

    なぜ苺は男子に暴行を働いたのか。それは……

    日々に退屈し、命懸けで出来る“何か”を探していた。それに対して彼女が本気であることを、宮村はこのすぐ後に知ることとなります。

    手持ちぶさたもなんだからと、宮村の提案で将棋を指しながら会話していた二人。将棋未経験の苺に、宮村が簡単なルールを教えて対局が始まったのですが、苺はこの勝負に「『命』を賭けよう」と提案します。さらに「どうせ冗談だろう」と宮村が甘く見ていることに気づき、ハサミを持ち出して「死ぬ時は自分で死ぬこと」と付け加えたのです。

    「命が懸かっている」という状況のもと、圧倒的な飲み込みの早さで、一手指すごとに宮村を押していく苺。読みどおりならあと数手で宮村は負ける……というところまで追い詰めますが、知らなかった反則を指摘され、結果は苺の敗北に終わります。

    「死ぬことはない」という宮村の言葉をよそに、苺は約束どおり自分で死のうと、4階の窓を開けて……?

     

    将棋界に足を踏み入れた天才少女。そしてライバルの登場

    このときの宮村との対局をきっかけに、将棋の世界に足を踏み入れた苺。さきほど「圧倒的に飲み込みが早い」と紹介しましたが、この主人公、最初はルールもろくに理解していなかったというのにものすごく強い!!

    地元のアマチュア大会とはいえ20年続けてきたベテランもいる勝負を、破竹の勢いで勝ち進んでいきます。

    しかし、女流棋士はいてもプロの女性「棋士」はまだ一人もいない将棋界。さらに子どもだということもあいまって、彼女をなめてかかり、その強さを目の当たりにしても素直に認めない大人がゴロゴロ出てきます。

    「売られたケンカは買う」を徹底し真正面から向かっていく苺がスカッとさせてくれるのですが、そうはいっても、読んでいて大人に思わずムッとしてしまう……。

    そして第4話では、そんな将棋界に挑むもう一人の少女が登場。

    「本気で戦えるのなら将棋じゃなくてもいい」というスタンスの苺に対し、名人の娘で、プロを目指してストイックに鍛錬を積んできた彼女。

    対照的な二人が、この後どう交わっていくのかも見どころです!

    『龍と苺』を第1話から読む

    龍と苺 1
    著者:柳本光晴
    発売日:2020年08月
    発行所:小学館
    価格:499円(税込)
    ISBNコード:9784098501694




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