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SF作家たちが各々の想像力をもって〈アフターコロナの世界〉を語る番組「世界SF作家会議」が、7月26日(日)25:55~26:55、フジテレビにて放送されます。
会議に参加するのは、『星へ行く船』『チグリスとユーフラテス』の新井素子さん、『マルドゥック・スクランブル』の冲方丁さん、『オービタル・クラウド』『ハロー・ワールド』の藤井太洋さん、『ゲームの王国』『噓と正典』の小川哲さん。そして、『三体』の劉慈欣さんも北京からVTRで緊急参加! 司会をいとうせいこうさん、顧問を大森望さんがつとめます。
さらに今回の番組では、『セリー』などで知られる漫画家・森泉岳土さんが“挿し絵”を描き下ろし。SF作家たちの言葉に刺激を受けて描き下ろされた新作漫画も、番組内でお披露目されます。
なお同番組で行なわれた“会議”の全容をおさめたオリジナル版が、地上波放送後の27:00より、YouTube「8.8チャンネル」にて配信予定です。
AD2020年。世界的に大流行する新型コロナウイルス感染症は、この世界の枠組みをいともたやすく変えてしまった……。
このパンデミック後の世界、すなわち「アフターコロナの世界」は、果たしてどんな世界になって行くのだろうか? 私たちに待ち受けるのは、ユートピアなのか、ディストピアなのか?
さらなる感染拡大が危ぶまれ、まだまだ先行きが不透明・不安定な日々が地球規模で続く中、ここに集結し、持てる想像力を駆使してパンデミックに立ち向かおうとするものたちがいる。そう、人類がまさに直面するこの未曾有の大問題に挑むのは、化学者でも、医学者でも、経済学者でも、もちろん政治家でもない。それは、SF作家たちだ!
彼らは来る日も来る日も「未来」のことを考え続けてきた、まさに「未来のプロフェッショナル」である。その膨大な知識と、豊かな想像力、一面クレイジーでもある妄想力で、日本を代表するSF作家たちが緊急会議を行い、アフターコロナの世界を語り尽くす!「アフターコロナ」については、毎日、様々なメディアで、様々な人々が、様々な言葉を大量に発してはいるが、どこか食傷気味であると感じている人々は……実は多いのではないか?
SF作家たちは自らの想像力以外、何者にも頼らず、屈しない。
ここで彼らが語る言葉は、他では聞けることが出来ない貴重な言葉かもしれない。彼らの本質に肉薄するピュアな想像力と未来を見渡す澄んだ目から発せられる言葉たちは、未来を照射する一筋の光源となる可能性もある!
時代より半歩先をゆく、注目のリモート会議が開幕する!
AD1970年。まさに50年前。この日本において、世界初の「SF作家シンポジウム」が開かれた。第一回「国際SFシンポジウム」である。
これは、大阪万博の年に日本SF作家クラブが世界のSF作家を集めて開催した国際会議である。
冷戦下にあって、アメリカ・ソ連両国などの一流作家・評論家が史上初めて日本に集結し、大きな成功を収めた。実行委員長はパンデミックSFの金字塔『復活の日』、そして名作『日本沈没』で知られる小松左京。
今回の「世界SF作家会議」は、この「国際SFシンポジウム」に、半世紀の時空を超えて敬意を表しつつ開催された。そして、地上波での放送日がなんと小松左京の命日と重なるという奇遇も!
この「世界SF作家会議」を、偉大なる日本SFの先達・小松左京の想像力へ捧げたい。
「世界SF作家会議」
フジテレビ(関東ローカル)
2020年7月26日(日)25:55~26:55
「世界SF作家会議 オリジナル版」
YouTube「8.8チャンネル」で配信
2020年7月26日(日)27:00配信開始(予定)
〈進行〉いとうせいこう
〈顧問〉大森望
〈SF作家〉新井素子、冲方丁、藤井太洋、小川哲、劉慈欣(※VTR出演)
〈ビジュアル〉森泉岳土
〈サウンド〉牛尾憲輔
番組スタッフ
企画/黒木彰一(フジテレビ)
プロデュース/下川猛(フジテレビ)
演出/村尾輝忠
構成/竹村武司
編成/枝根利樹(フジテレビ)
プロデューサー/渡辺資
制作補/堤川周吉
制作/クラフト
技術/アポロ
協力/早川書房、小松左京ライブラリ
製作著作/フジテレビジョン
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