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『ドラえもん』の50周年を記念して出版される「100年ドラえもん」(てんとう虫コミックス『ドラえもん』豪華愛蔵版全45巻セット)。
7月10日(金)、購入特典の特別別巻(全3冊)のうちの一つである索引巻『引くえもん』の詳細が明らかになりました。
総ページ数224ページにもなる『引くえもん』は、『ドラえもん』全45巻に登場するキャラクターやひみつ道具、エピソードをまとめた一冊。
「登場キャラクター索引」「ひみつ道具索引」「サブタイトル索引」の3章立てで、“いま読みたいドラえもんのお話”が簡単に見つけられるだけでなく、それ自体が読みものとしても楽しめるつくりになっています。
・登場キャラクター索引 … 全2,879項目
・ひみつ道具名索引 … 全1,407項目
・サブタイトル索引 … 全822話
ドラえもんのひみつ道具を紹介した本には『ドラえもん 最新ひみつ道具大辞典』があり、これにもひみつ道具の索引が一部掲載されていますが、同書ではその道具の主だったエピソードが1話だけ、どの巻に収録されているかが記載されているのみでした。
一方『引くえもん』では、各ひみつ道具が登場する全エピソードを網羅。どの巻の何というエピソードに収録されているかまで記載されています。
『引くえもん』でもっとも充実しているのは、「登場キャラクター索引」。たとえばジャイ子が登場する話を読みたいとき、「ジャイ子」の項目を引けば、彼女が登場するエピソードの収録巻数とサブタイトルをすべて調べることができます。
しかも、収録対象は主要キャラクターだけではありません。エピソード中に登場し、何らかの役割を果たした人物・動物・事物まで“キャラクター”と定義し、それらをすべて書き出して索引に記載しています。
なんと「イヌ」だけで113項目・約5ページ……!! 各巻の「頻出キャラクターリスト」も付いています。
ちなみに全45巻のうち、のび太は全話に登場していますが、ドラえもんは登場しない回があるようです。さて、どのお話でしょうか?
小学館 ドラえもんルーム編集長 徳山雅記さんのコメント
「100年ドラえもん」は造本上のあらゆる部分にこだわりつつ、藤子・F・不二雄先生が描かれた中身を変えていません。だからこそ、まんがとは別に『ドラえもん』読者の方々がまだ見たことがない、新しいものを、見せたいと思いました。そして、てんとう虫コミックス『ドラえもん』全45巻を徹底的に調べたうえで、今まで作ったことがなかった「索引」を作ろうと決めました。また、F先生の絵を掲載したことで、ずっとパラパラとめくっていられて、偶然の新しい出会い、そして偶然の過去の自分の記憶との出会いがあるとも思います。遂にこういう読み方ができる。ぼくらにとって、夢のような読み方です。きっと、『引くえもん』は、『ドラえもん』の良いガイドになってくれます。
©藤子プロ・小学館
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