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生き物たちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのだろう――昨年、涙なくして読めないエッセイとして各種メディアで取り上げられ、ベストセラーとなった『生き物の死にざま』。
7月10日(金)に、その姉妹編『生き物の死にざま はかない命の物語』が発売されました。
前作で感動を呼んだ「親子愛(親の自己犠牲)」の物語を収録した第1章「愛か、本能か」にボリュームを割きつつ、生き物のたちの死にざま全27話が収録された本書。
生き物がどんな生涯を過ごし、どのように命を落とすのか。ペンギン・クマ・クジラ・ゴリラ……など誰もが知っている生き物の生態についてわかりやすく描かれています。
第2章「生き物と人」には、最後は肉になる経済動物のウシなど、人の営みによって生き死にが決まる生き物を掲載。第3章「摂理と残酷」には、モズの“はやにえ”に襲われたカエルなど、厳しい自然界を前に、無情にも命を落としてしまう生き物たちの物語が収録されています。
▲前作よりも、見開き全面を使ったイラストを多く使用。極寒の世界で数か月絶食しながら、決死の覚悟で子に与える餌を求め歩くコウテイペンギン。子を思う親の愛が描かれます。
▲モズの“はやにえ”の犠牲になるカエル。草思社の公式サイトでは、カエルのはかない命のエッセイが試し読みできます。
第4章「生命の神秘」では、私たち“ヒト”が対象。生きる意味を問う私たち“ヒト”にスポットが当たることで、本シリーズで掲げられている「命とは何か? 生きるとは何か?」というテーマを強く考えさせられます。
限られた命を燃やし、はかない死を迎える生命の営みをぜひ読んでみてください。