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今秋公開予定の映画「おらおらでひとりいぐも」のビジュアルと、追加キャストの情報が解禁されました。
映画「おらおらでひとりいぐも」は、 第54回文藝賞・第158回芥川賞を受賞した若竹千佐子さんのデビュー小説を、「南極料理人」「横道世之介」「モリのいる場所」などを手がけ、今夏「子供はわかってあげない」が公開予定の沖田修一監督が映画化する作品。
75歳で一人暮らしをする主人公“桃子さん”を田中裕子さん、桃子さんの〈娘の時代〉〈妻の時代〉を蒼井優さんがつとめており、田中裕子さんにとって「いつか読書する日」以来15年ぶりの映画主演作ということでも話題になっています。
追加キャストとして発表されたのは、東出昌大さん、濱田岳さん、青木崇高さん、宮藤官九郎さん、田畑智子さん、黒田大輔さん、山中崇さん、岡山天音さん、三浦透子さん、六角精児さん、大方斐紗子さん、鷲尾真知子さんの12名。
東出さんは、数年前に亡くなった桃子さんの夫・周造を、濱田さん・青木さん・宮藤さんは、桃子さんの心の声=《寂しさ》を演じます。《寂しさ》は、ある日突然心の内から湧き上がってきた、桃子さんの分身。孤独なはずだった桃子さんの一人暮らしをにぎやかに彩る、ユーモラスでコミカルな演技に注目です。
ポスタービジュアルには、田中さん演じる桃子さんのほか、蒼井さん演じる若かりし日の桃子さんと、桃子さんの分身である《寂しさ》の3人、全部で5人の“桃子さん”が登場。そのまわりに、マンモスや仙人、「地球最古の王」ともいわれる古代生物・アノマロカリスのイラストがあしらわれています。これらが、桃子さんの日常にどんな関わりをもつのかも楽しみです。
東出昌大:周造役(桃子さんの夫)
沖田監督の映画が大好きで、いつかご一緒したいと思っていました。
素晴らしい台本でしたし、田中裕子さんが主演されると伺って一も二も無く飛びついた次第です。
オファーをいただけて、すごくうれしかったです。
撮影現場では、濃厚で暖かな時間を過ごさせて頂きました。
冷え切った桃子さんの手を取り、少しでも暖める事が出来た事に、至上の喜びを感じていました。
濱田岳:《寂しさ1》役
映画作りへの愛が常に溢れ出ている沖田監督のもと、尊敬する田中裕子さんのお芝居を間近で見れ、そして台詞のやり取りをすることができ、宮藤さん青木さんと心強いお二人のお力で、本当に幸せな時間を過ごす事が出来ました。
沖田監督の優しいお人柄が溢れる、素敵な作品になっています。
ぜひお楽しみください。
青木崇高:《寂しさ2》役
二度目の沖田組でしたが、衣装合わせから温かい現場でした。田中さん、濱田くん、宮藤さんと歌ったり踊ったり騒いでたら撮影が終わってました。本当にそんな感じでした。
毎日、素敵なみなさんと居られてとても楽しかったです。ありがとうございました。
宮藤官九郎:《寂しさ3》役
本当に楽しかったです。 映画に出た、役を演じたというより、濱田岳くんと青木崇高くんと僕とで、沖田監督の世界の中で遊ばせてもらったという記憶しかありません。
田中裕子さんの懐の深さと、決して揺るがない芯の強さが現場を支えていたように思います。
心の声を演じる蒼井優さんが、台本片手にずっとセットの隅っこでうずくまっている姿にも涙が出そうになりました。
そういうムードが、映像に焼きついていると信じて、今はただただ完成を心待ちにしています。
ストーリー
75歳の桃子さん、圧倒的に自由で賑やかなひとり暮らし!
主人公は、75歳でひとり暮らしをしている“桃子さん”。1964年、生まれ故郷を飛び出し、身ひとつで上京してから55年。同じ方言を話す周造と出会い、結婚し主婦となり2人の子供を育て、やっと夫婦水入らずの平穏な日々が送れると思っていた。そんな矢先、突然夫に先立たれ、桃子さんはひとり孤独な日々を送ることに……。
しかし、ひとり家でお茶をすすり、図書館で借りた本を読み、46億年の歴史に関するノートを作るうちに、万事に問いを立ててその意味を探求するようになる。すると、桃子さんの“心の声=寂しさたち”が、ジャズセッションに乗せて故郷の言葉で内から外に湧き上がってきた!
桃子さんの生活は、現在と過去を行き来し、いつのまにか“寂しさたち“との賑やかな毎日に変わっていく――。
出演
田中裕子 蒼井優 東出昌大 / 濱田岳 青木崇高 宮藤官九郎 田畑智子 黒田大輔 山中崇 岡山天音 三浦透子 / 六角精児 大方斐紗子 鷲尾真知子
監督・脚本:沖田修一
原作:若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』(河出文庫)
製作:『おらおらでひとりいぐも』製作委員会
配給:アスミック・エース
http://oraora-movie.asmik-ace.co.jp/
© 2020「おらおらでひとりいぐも」製作委員会