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主演の一人である志村けんさんの逝去、また政府からの緊急事態宣言により、撮影の長期中断を余儀なくされていた映画「キネマの神様」(山田洋次監督)。
このたび志村けんさんに代わり、主人公・ゴウ役で沢田研二さんの出演が決定しました。
あわせて、本作の完成が志村さんの一番の供養になることを信じ再始動を決めた、山田組一同からのメッセージビジュアルが公開。こちらは5月16日(土)付の読売新聞朝刊にも掲載されています。
かつては同じ事務所の先輩・後輩として非常に仲がよく、「8時だョ!全員集合」「ドリフ大爆笑」や共同のラジオ番組「ジュリけん」などで志村さんと多く共演していた沢田さん。そんな沢田さんが、志村さんの遺志を継ぎ、14年ぶりに映画出演します。
なお沢田さんの山田監督作品への参加は、1982年の「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」以来38年ぶりのことです。
「キネマの神様」は原田マハさんの同名小説が原作で、2020年1月に映画化を発表し、3月1日にクランクイン。物語は過去パート・現在パートにわかれており、3月末に過去パートが撮影終了、4月から現在パートの撮影に入ろうとしていたところでした。
撮影再開については、引き続き調整中とのこと。映画公開は、当初予定していた2020年12月を見送り、2021年公開予定にて調整中としています。
沢田研二さんのコメント
志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です。㈱イザワオフィス代表取締役社長 井澤健さんのコメント
長年親交のあった沢田研二さんがご出演されると聞き、志村けんも大変喜んでいると思います。作品の完成を心待ちにしております。プロデューサー・房俊介さんのコメント
人生のおかしさや哀しみ、夢や挫折を背負い、繊細な狂気をまとった主人公のゴウ。志村さんは、この役を演じる事をとても楽しみにしておられました。残念でなりません。心からご冥福をお祈り致します。兼ねてから志村さんと縁が深い沢田研二さんは、誰よりも志村さんの想いを抱きしめ、取り組んでいただけると思います。かつて『男はつらいよ』でご一緒した山田監督は「志村さんとは違うゴウちゃん。沢田研二さんならば、別なゴウちゃんの魅力を引き出してくれると確信しています」と仰っております。周りを包み込む暖かい色気、唯一無二の感性を持ち合わせた沢田研二さんと、新たな『キネマの神様』を描いていきたいと思います。
・志村けん・菅田将暉が二人一役で初共演!原田マハ『キネマの神様』を山田洋次が映画化 松竹映画100周年記念作品
【STORY】
無類のギャンブル好きなゴウ(沢田研二)は、妻・淑子(宮本信子)や家族に見放されたダメ親父。そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは【映画】――。
行きつけの名画座の館主・ テラシンとゴウは、かつて映画の撮影所で働く仲間だった。若き日のゴウ(菅田将暉)たちは、時代を代表する名監督やスター俳優に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウとテラシンがともに食堂の娘(永野芽郁)へ恋心を抱き、運命の歯車は狂い始める……。
時代を越えて繰り広げられる、愛と友情の物語。若き日のゴウが信じ続けた“映画の神様”が、時を越えてひとつの家族に奇跡をもたらす――。
監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝原雄三
原作:原田マハ『キネマの神様』(文春文庫刊)
出演:沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 宮本信子
配給:松竹
2021年公開予定
https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama/
© 2021「キネマの神様」製作委員会