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今年3月に開業した新駅「高輪ゲートウェイ」。ネーミングが発表された2018年当時、カタカナの駅名にさまざまな声が上がっていたなか、こんなユーモアあるアイデアが注目を集めたのを覚えているでしょうか?
これは、「大日本タイポ組合」のユニット名で秀親さんとともにさまざまなデザインを手がける塚田哲也さんのツイート。
そんな「大日本タイポ組合」による、タイポグラフィの面白さを“理屈抜きで”体験できる絵本が5月13日(水)に偕成社から発売されることになりました。
『もじかけえほん かな?』は、ページの縦半分・横半分をめくることで文字と意味が変わるしかけ絵本。たとえば「さら」は……
なんと「もち」に! 左側のページに描いてあるお皿の画も、真っ白なおもちに変身しました。
▼絵本の表紙に描いてある「か」にも、同じように変身するしかけが施されています
収録されている言葉たちは、大日本タイポ組合が膨大な数の試作から選びぬいたもの。年齢を問わず、繰り返し楽しめる内容となっています。
ひらがなを覚え始めた子どもにもぴったり。五十音をカードにして、作者の二人も思いつかなかった(かもしれない)新しい組み合わせを考えてみるのも面白そうです。
紙を用意して、3文字、4文字、5文字……と字数を増やしてチャレンジしてみてもいいかも!
※『もじかけえほん かな?』の対象年齢は4歳からとなっています
大日本タイポ組合
秀親と塚田哲也の2人で1993年に結成。文字を解体し、組み合せ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。ロンドン、バルセロナ、東京で個展を開催。知育玩具「TOYPOGRAPHY」の制作も手がける。絵本に『なんでももじもじ』、作品集に『大日本字』がある。