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  • 『ニュクスの角灯』が第24回手塚治虫文化賞 マンガ賞を受賞 明治時代の長崎が舞台の「ハイカラ・アンティーク浪漫」

    2020年04月29日
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    ほんのひきだし編集部
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    4月28日(火)、第24回手塚治虫文化賞 各賞の受賞作・受賞者が決定しました。

    年間のベスト作品である「マンガ賞」に輝いたのは、高浜寛さんの『ニュクスの角灯(ランタン)』。第21回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門では優秀賞を受賞、「リーヴル・パリ2019」レコメンド作品にも選出。単行本は全6巻で発売中です。

    ニュクスの角灯 1
    著者:高浜寛
    発売日:2016年01月
    発行所:リイド社
    価格:1,097円(税込)
    ISBNコード:9784845844210

    あらすじ
    1878年(明治11年)、動乱の幕末は遠ざかり、長崎では海外貿易で莫大な利益を得る商人が多く現れはじめていた。
    西南戦争で親を亡くした少女・美世(みよ)は奉公先を求めて鍛冶屋町の道具屋「蛮」(ばん)の扉を叩くが、そこで彼女を待っていたのは、店主・小浦百年(こうら・ももとし)がパリ万博で仕入れてきた最先端の品々と、それらに宿るベルエポックの興奮と喧騒だった……
    ジャック・ドゥーセのドレス、ダニエル・ペーターのミルクチョコレート、シンガー社のミシン、セーラー服、エジソンの蓄音機、革ブーツ、眼鏡、幻灯機(マジック・ランタン)……
    先進と享楽の都・パリ渡来からやってきた“夢の品々”に導かれ、少女はまだ見ぬ世界へ歩み出す……

    (リイド社公式サイトより)

    そのほか、斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる「新生賞」には田島列島さん、短編・4コマ・1コマなどを対象にした「短編賞」には和山やまさんの『夢中さ、きみに。』、マンガ文化の発展に寄与した個人・団体へ贈られる「特別賞」には、『サザエさん』の長谷川町子さんが決定。

    田島列島さんは「『水は海に向かって流れる』『田島列島短編集 ごあいさつ』などで、家族や男女の機微を柔らかな絵と言葉で表現する独自性に対して」、長谷川町子さんは「生誕100年を迎えた今も愛される作品の力とマンガ文化への貢献に対して」賞が贈られました。

    また『夢中さ、きみに。』は、3月に発表された第23回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 新人賞に並び、ダブル受賞を果たしています。

    手塚治虫文化賞
    手塚治虫氏の業績を記念し、志を継いで日本のマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設。「マンガ大賞」のほか「新生賞」「短編賞」「特別賞」があり、鉄腕アトム像と賞金(大賞200万円、その他100万円)、賞状が贈られる。

    選考委員
    秋本治(マンガ家)
    杏(俳優)
    桜庭一樹(小説家)
    里中満智子(マンガ家)
    中条省平(学習院大学フランス語圏文化学科教授)
    南信長(マンガ解説者)
    みなもと太郎(漫画家・マンガ研究家)
    ヤマダトモコ(マンガ研究者)

    中村史郎(朝日新聞社 執行役員編集担当)
    山口進(朝日新聞 東京本社編集局長補佐〈前東京本社文化くらし報道部長〉)




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