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『日々蝶々』『ショートケーキケーキ』などで知られる、森下suuさん。原作・作画をそれぞれ担当するお二人が、どちらも長年描きたいと思っていた題材が「手話」でした。
森下さんの新連載『ゆびさきと恋々(れんれん)』は、「相手に気持ちを伝えること」「気持ちが伝わること」があらためて素敵だと感じる、ピュアであたたかく、いじらしいラブストーリーです。
主人公の雪は、生まれつき聴覚障がいがある女子大生。ある日、電車で外国人に話しかけられ困っていたところ、同じ大学の先輩・逸臣(いつおみ)に助けられたことで2人は出会います。
戸惑うことなく、雪に対して自然に接する逸臣。いろんな世界を見てきた逸臣との出会いによって、雪は新しい世界が開いていくのを感じます。そして、逸臣のことがだんだん気になり始めて……?
『ゆびさきと恋々』では、そんな2人が距離を縮めていく大切なシーンで、印象的なコミュニケーションが行なわれています。
『ゆびさきと恋々』には、わかりやすい手話を使って相手に気持ちを伝えるシーンが多く登場します。
たとえば、雪が逸臣に思い切って連絡先を聞くシーン。
手話で「いいですよ」という意味をあらわすときは、小指を立てて、アゴを2回たたきます。
なんだか、2人で内緒の約束をしているみたい。手話って、こんなにドキドキするコミュニケーションでしたっけ……!
言葉でパッと伝えることができない雪は、人一倍、表情やしぐさが豊かです。
逸臣がアルバイトしているカフェバーを、雪が友達と訪れたときのこと。
自分のことを1つ話すたびにこんなにまっすぐ反応してくれたら、誰だって嬉しいですよね……!
そして、その帰り道。途中まで逸臣が送ってくれることになり、連絡先を交換した雪は、「じゃあ」と別れた後すぐにお礼のメッセージを送り、少しやりとりを続けていました。
すると、逸臣からドキッとする言葉が。
「俺を雪の世界に入れて」
逸臣はまだ、振り返れば見える距離にいます。
この言葉に、何と返そうか考えた雪が取った行動は――
声に出してすぐに言葉で伝えられないからこそ、時に大胆になる2人のコミュニケーション。
めちゃくちゃときめきませんか!?♡
雪が逸臣に抱く気持ちは、“憧れ”なのか、それとも……?
今回ご紹介した『ゆびさきと恋々』は、5月13日(水)に単行本最新2巻が発売されました! 気になった方は、まず第1話を読んでみてください。
2人の世界がもっと見たくなったら、第1巻・第2巻まとめ買いしちゃいましょう♡
》『ゆびさきと恋々』第1話まるごと試し読み
http://go-dessert.jp/kc/renren/