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  • 芥川賞を「逃した」傑作小説を厳選 太宰治、織田作之助、中島敦から知られざる作家まで

    2020年04月21日
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    ほんのひきだし編集部
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    年に2度選考会が行なわれ、世間の注目を集める「芥川賞」。2020年4月、そんな芥川賞のノミネート作から傑作を厳選しまとめた『芥川賞候補傑作選』の刊行がスタートしました。

    芥川賞候補傑作選
    著者:鵜飼哲夫
    発売日:2020年04月
    発行所:春陽堂書店
    価格:1,980円(税込)
    ISBNコード:9784394190059

    編者は、読売新聞編集委員の鵜飼哲夫さん。シリーズは全5巻で、第1巻「戦前・戦中編」を皮切りに「平成編」「昭和編 1」「同 2」「同 3」の順で刊行予定です。

    第1巻「戦前・戦中編」には、芥川賞が創設された1935年から、戦時下での最後の回となった1944年までの候補作のうち14作を収録。太宰治の「逆行」・織田作之助の「俗臭」については、芥川賞の選考会で読まれた雑誌初出時のものを読むことができます。

    そのほか、戦後に書籍が刊行されていないため現在では読むことすら難しい村田孝太郎の作品をはじめ、一瀬直行、埴原一亟といった知られざる作家や、選考委員の選評(抜粋)なども掲載。

    惜しくも賞を逃した名作・問題作・異色作・意欲作の数々を、この機会に楽しんでみては。

    掲載作品
    ・太宰治「逆行」(第1回候補)[初出ver]
    ・宮内寒彌「中央高地」(第2回候補)
    ・矢田津世子「神楽坂」(第3回候補)
    ・伊藤永之介「梟」(第4回候補)
    ・中谷孝雄「春の絵巻」(第6回候補)
    ・中村地平「南方郵信」(第7回候補)
    ・一瀬直行「隣家の人々」(第7回候補)
    ・織田作之助「俗臭」(第10回候補)[初出ver]
    ・木山捷平「河骨」(第11回候補)
    ・元木国雄「分教場の冬」(第11回候補)
    ・牛島春子「祝という男」(第12回候補)
    ・村田孝太郎「鶏」(第12回候補)
    ・埴原一亟「下職人」(第13回候補)
    ・中島敦「文字禍」(第15回参考作品)

    編者:鵜飼哲夫(うかい・てつお)
    1959年、名古屋市生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。1983年、読売新聞社に入社。1991年から文化部記者として文芸を主に担当する。書評面デスクを経て、2013年から編集委員。主な著書に『芥川賞の謎を解く 全選評完全読破』(文春新書/2015年)、『三つの空白 太宰治の誕生』(白水社/2018年)がある。

     

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