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  • 「ふつうでいるのってたぶん難しい」疲れた心を「スイーツ」で癒すマンガ『雑貨店とある』

    2020年03月15日
    楽しむ
    日販 ほんのひきだし編集部 吉田
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    「ふつう」でいるということは、自らの置かれた環境や状況に沿った行動を取るということ。小学生だったら毎日学校に通うことが「ふつう」、サラリーマンだったら、会社の利益になるよう身を粉にして働くことが「ふつう」なのかもしれません。

    しかし、ずっと「ふつう」でいることは思ったより大変です。何かをきっかけに学校に行きたくない気持ちになったり、努力が実らず取引先のニーズに応えられなかったり。

    「ふつうでいるのってたぶん難しい……」心が沈んでしまうそんなときは、ひと呼吸、「ふつう」とは違う空気を吸いに行きませんか?

    『星の案内人』で知られる上村五十鈴さんの最新作『雑貨店とある』第1巻が、3月16日(月)に発売されます。

    雑貨店とある 1
    著者:上村五十鈴
    発売日:2020年03月
    発行所:芳文社
    価格:682円(税込)
    ISBNコード:9784832237254

     

    雑貨店でありながら喫茶店? ほっこり優しいスイーツも

    どこかの町にある1軒の雑貨店「とある」。そこには、職人さんが腕によりをかけて作った木製の籠や、丁寧な作りの生活雑貨が置かれ、さらに軽食も食べられる喫茶スペースも併設されています。

    本作の舞台になる「雑貨店とある」は、のんびりで穏やかな店長としっかり者の男子高校生・エチゴ君が迎えてくれる、美味しいスイーツが密かな人気の雑貨店。

    そんな雑貨店には、疲れたサラリーマン、自信がないOL、学校へ行けない少女、家族と似ていないと悩む少年……と、「ふつう」に疲れた人たちが訪れます。彼らを癒してくれるのは、心と体が元気になる優しい「スイーツ」たちです。

    作中では、自宅にある食材で作れてしまう、素朴なスイーツが多数紹介されています。一部のスイーツには、レシピも載っています。「作ってみようかな」と思えるくらい簡単なものも多いので、ぜひお試しあれ。

    ▲大きな焼きリンゴの上にはアイスクリーム。あったかいと、冷たいの、交互の甘さは想像しただけで涎が出そう。▲「訳アリな丸ごと焼きりんご」のリンゴの中には、砂糖やバター、シナモンにレーズンなど一杯詰め込まれ、まるで宝箱のようです。▲さつまいもと砂糖だけを使った「焼きいもの芋かん」。焼きいものシンプルで素朴な甘さが際立つスイーツです。

     

    ひと呼吸すると、人が恋しくなる

    「学校に行けなかった」「仕事で失敗してしまった」と「ふつう」でいられなかった登場人物たちは、「スイーツ」や店長の発した言葉、相席したお客さんとの会話など、「雑貨店とある」での出来事をきっかけに新たな一歩を踏み出します。

     ▲忙しい日々で忘れてしまうような小さなことが、未来への一歩になることに気づかされます。

    「ふつう」でいられなくても、大丈夫。読んでいると、そんな気持ちになる温かな注目作です。

    現在、Webマガジン「コミックトレイル」では試し読みが公開中。

    公開されているプロローグは、「あのチョコレートパフェ」を食べるサラリーマンの話が紹介されています。“あの”?と思った人は、自分の頭の中に“あの”イメージを浮かべてみてください。

    読んでみると「あー!“あの”!」と感動すること間違いなしです。

    『雑貨店とある』試し読みはこちら
     

    あわせて読みたい

    『星の案内人』(全4巻・芳文社)

    私設のプラネタリウム「小宇宙」を舞台に、星座のように人々が繋がっていく――。
    広大な宇宙が悩める登場人物たちを包み、導く優しい物語。

    星の案内人 1
    著者:上村五十鈴
    発売日:2013年12月
    発行所:芳文社
    価格:649円(税込)
    ISBNコード:9784832233874




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