'); }else{ document.write(''); } //-->
原田マハさんの小説『キネマの神様』が、志村けんさん・菅田将暉さんのダブル主演、永野芽郁さん、宮本信子さん出演で、松竹映画100周年記念作品として映画化されることになりました。
これを手がけるのは山田洋次監督。今作で初共演を果たす志村さんと菅田さんは、世代を超え、二人一役で主人公を演じます。
1920年(大正9年)の松竹キネマ合名社設立、蒲田撮影所の開所から、今年で100周年を迎える松竹映画。
記念作品として制作される「キネマの神様」では、原田マハさんが「いつかこのことを書く」と決めていたという、家族と自身の体験をベースにした“限りなく私小説に近い”同名小説を、これまでにも家族の物語を多く撮ってきた山田洋次監督が映画へと昇華させます。
物語の主人公は、高齢になってもなおギャンブルにのめり込み、唯一のまともな趣味は【映画】だけという“神にも家族にも見放された男”。
なお志村けんさんは、今作が映画初主演。映画への出演自体もこれが2度目で、1999年公開の「鉄道員」以来実に21年ぶりとなっています。
【STORY】
無類のギャンブル好きなゴウ(志村けん)は、妻・淑子(宮本信子)や家族に見放されたダメ親父。
そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは【映画】――。
行きつけの名画座の館主・テラシンとゴウは、かつて映画の撮影所で働く仲間だった。若き日のゴウ(菅田将暉)たちは、時代を代表する名監督やスター俳優に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウとテラシンがともに食堂の娘(永野芽郁)へ恋心を抱き、運命の歯車は狂い始める……。
時代を越えて繰り広げられる、愛と友情の物語。
若き日のゴウが信じ続けた“映画の神様”が、時を越えてひとつの家族に奇跡をもたらす――
◆志村けん
僕が映画に出演させていただくのは人生で2度目で、前回から約20年ぶりになります。
松竹映画100周年という節目の作品に選んでもらい光栄な事だと思っております。
ありがとうございます。山田洋次監督の作品もたくさん見ていましたので、緊張感と不安を感じつつも撮影に入るのをとても楽しみにしています。
◆菅田将暉
今回このような素敵な座組に呼んで頂けたこと心から感謝しています。
山田洋次監督のもと、キネマの神様が微笑んでくれるよう丁寧に紡いでいきたいと思います。脚本を読みながら、体が熱くなりました。
この世界に入って良かった。そんな風に思いました。
撮影所と映画と映画館とそこにいる人たち。
この優しい情熱がどうか届きますように。宜しくお願いします。
◆永野芽郁
松竹映画100周年記念作品である本作に山田組の一員として出演できる事、とても光栄に思います。
山田洋次監督が生みだす温かい世界に自分が存在できる喜びと、緊張感で今から撮影が待ち遠しいです。
菅田さんは3回目の共演ですが、今までとは違う関係性の役どころなのでどんな空気が生まれるのか、とても楽しみです。
大先輩方とご一緒して沢山のことを吸収できるように精一杯頑張りたいと思います。
◆宮本信子
約50年ぶりの山田組となります。
山田洋次監督が手がける「キネマの神様」という、この上なく素晴らしいタイトルを持った作品に参加出来ることを嬉しく思っています。
志村けんさんとご一緒するのは初めてなので、とても楽しみにしております。
映画を愛するお客様に届けられるよう撮影に臨んでまいります。
◆監督:山田洋次
その昔、映画が娯楽の王座を占め、また日本映画が世界中の関心と尊敬を集めていた黄金時代があった。あの頃の撮影所はまさに夢の工場として活気に溢れていて、通俗娯楽映画から映画史に残る芸術作品まで続々と作られていた。
この時代に華やかな青春を過ごした映画人の喜びと悲しみの人生を、映画製作百年の歴史を持つ松竹を舞台としてドラマチックに描きたい。
監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝原雄三
原作:原田マハ『キネマの神様』(文春文庫刊)
出演:志村けん 菅田将暉 永野芽郁 宮本信子
配給:松竹
2020年12月全国ロードショー
https://movies.shochiku.co.jp/kinema-kamisama/
©︎2020「キネマの神様」製作委員会