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【2020/4/7】2020年(第17回)本屋大賞の受賞作が決定しました(記事はこちら)
1月21日(火)、2020年(第17回)本屋大賞のノミネート作 10タイトルが発表されました。
本屋大賞は、全国の書店員が投票によって「最も売りたい本」を決める賞。一次投票の結果、得票数の多かった上位10作がノミネート作として二次投票に進み、4月7日(火)の発表会で大賞が決定します。
今回ノミネートされたのは、先日第162回直木賞を受賞した川越宗一さんの『熱源』、3年連続ノミネートとなった知念実希人さんの『ムゲンのi』、「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」(※)で第1位を獲得した相沢沙呼さんの『medium 霊媒探偵城塚翡翠』など。
7名が初ノミネートで、候補作家10名のいずれが大賞に選ばれても、本屋大賞初受賞となります。
※「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキングでともに第1位。
2020年本屋大賞 ノミネート作
・『線は、僕を描く』(砥上裕將/講談社)
・『店長がバカすぎて』(早見和真/角川春樹事務所)
・『夏物語』(川上未映子/文藝春秋)
・『熱源』(川越宗一/文藝春秋)
・『ノースライト』(横山秀夫/新潮社)
・『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(青柳碧人/双葉社)
・『ムゲンのi』(知念実希人/双葉社)
・『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(相沢沙呼/講談社)
・『ライオンのおやつ』(小川糸/ポプラ社)
・『流浪の月』(凪良ゆう/東京創元社)
・夢眠書店開店日記【最終話】本をもっと盛り上げたい!全国の書店員が参加する「本屋大賞」の話
・2019年本屋大賞は瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』 初ノミネートでの受賞
・「何度機会を逃しても諦めきれなかった」本屋大賞 発掘部門に懸けた書店員の思い
あらすじ
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次々とマブイグミを成功させる愛衣は、次第に、患者のトラウマが都内西部で頻発する猟奇殺人と関係があることに気づく。しかも、その事件は23年前の少年Xによる通り魔殺人とも繫がっていた。
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